<神レベルの旨さ>とも言われるエビ使用のハンバーガー? 期間限定「神の海老バーガー」を食べてみた
“神レベルの旨さ”とも言われるエビを使用したハンバーガーがあったら、食べてみたいですか?
フレッシュネスバーガーは10月22日、ブランドエビである「神の海老」を使用した「神の海老バーガー 柚子胡椒シュリンプ」と「神の海老バーガー ガーリックシュリンプ」の2商品を期間限定で発売開始しました。
「神の海老」とは一体どのようなエビなのでしょうか。実際に発売されたバーガーを食べてみました。
全国157店舗を展開するフレッシュネスバーガー
フレッシュネスバーガーは株式会社フレッシュネスが運営するバーガーチェーンで、全国157店舗(2025年10月30日現在)を展開しています。
第1号店が誕生したのは1992年12月のこと。場所は、東京大学駒場キャンパス近くの奥まった場所だったといいます。
店名の「フレッシュネス」は「新鮮な素材を使ったハンバーガーを提供したい」という思いが由来。バーガーの具材として国産新鮮生野菜にこだわっているほか、サイドメニューのポテトは北海道産のじゃがいもを使用しています。
「神の海老」は何エビ?
「神の海老」は、水産総合商社である東洋冷蔵株式会社が展開するエビブランド。養殖のバナメイ(バナメイエビ)で、産地はインドとエクアドルです。
100%海水で養殖しているのが特徴。淡水に比べて成長は遅くなるものの、その分大きく育つといいます。
この養殖バナメイエビを、育成・加工・出荷までの全工程にこだわり抜いて出荷しているそうです。
バナメイは養殖が盛ん 冷凍品で流通
バナメイ Litopenaeus vannamei は、十脚目根鰓亜目・クルマエビ科に属するエビの1種。一般的にはバナメイエビと呼ばれることが多いようです。
中南米原産ですが、現在では中国や東南アジアなどで養殖が盛んです。水中に浮いた状態で生活することから、他のエビに比べ効率的に養殖場を活用でき、近年は生産量が増やしています。
日本国内では冷凍品が流通しており、エビフライや寿司のネタなどに使われているようです。
発売された「神の海老バーガー」は2種類
フレッシュネスバーガーが期間限定で発売しているのは、「神の海老バーガー 柚子胡椒シュリンプ」と「神の海老バーガー ガーリックシュリンプ」の2商品。
いずれのバーガーも、店内で1尾ずつフリッター(衣をつけて揚げたもの)に仕立てた「神の海老」を3尾使用しています。
柚子胡椒シュリンプでは、大分県の特産品である青柚子胡椒と青のりを合わせた「特製柚子胡椒タルタルソース」を使用。
一方のガーリックシュリンプには、自家製タルタルソースにガーリックソースを合わせ、アクセントに紫キャベツのマリネをトッピングしています。
「神の海老バーガー」を実食! みっちり詰まったバナメイがうまい
実際に「神の海老バーガー」を食べてみました。今回、実食したのは「神の海老バーガー 柚子胡椒シュリンプ」です。
包まれた紙を開封してまず気になったのは、もちろん「神の海老」──ではなく大きめに入った葉物野菜でした。
一般的なレタスよりも柔らかく波を打ったその野菜は、国産のグリーンカール。葉レタスの一種で、名前の通りに葉先がカールしているのが特徴だといいます。
そして、本題の「神の海老」。店内で揚げられているというフリッター状のエビが3尾も入っており、なかなかのインパクトです。身から尾節・尾肢(尻尾)まで使用しています。
バナメイのサイズは10〜15センチほどでしょうか。その上に青柚子胡椒と青のりが入ったタルタルがかかっています。
フライとは違いフリッターなので、エビの食感がダイレクトに分かります。プリッとしていて、みっちりと身が詰まっており、噛んでいくとバナメイの旨みもしっかりと感じられました。
ベースのタルタルはやや優しめの味に感じられ、そこに青柚子胡椒と青のりが加わることで、爽やかさと風味がプラスされていました。
「神の海老バーガー」は11月18日までの期間限定
ブランドエビ「神の海老」を使用した「神の海老バーガー 柚子胡椒シュリンプ」と「神の海老バーガー ガーリックシュリンプ」の販売は、11月18日まで。気になる人はぜひ味わってみては。
同商品の詳細は、フレッシュネスバーガーのホームページで確認することができます。
(ゆるっと魚食部)