笠原将弘の和食はもっとおおらかでいい。「春の煮魚」
煮魚は鮮度さえよければ、霜降りはいりません。あえて魚に煮汁をしみ込ませず、仕上げにからめて味にメリハリをつけて。付け合わせの野菜も一緒に煮れば、一石二鳥。ピーマン、長芋、生しいたけなどもおすすめです。
春の煮魚
【材料】(2人分)
さわら 2切れ グリーンアスパラガス 4本 貝割れ菜 1/3パック A(水 カップ3/4 酒 カップ3/4 しょうゆ 大さじ3 砂糖 大さじ2) 水溶き片栗粉 大さじ1
【つくり方】
1. アスパラガスは根元の堅い部分を切り落とし、下から1/3くらいまでの皮をピーラーでむいて半分に切る。貝割れ菜は根元を切り落とし、長さを3等分に切る。さわらは水けを紙タオルで拭く。
2. フライパンに【A】を混ぜ合わせ、強めの中火にかける。ひと煮立ちさせたら【1】のさわら、アスパラガスを加え、アルミ箔(はく)で落としぶたをして中火で7~8分間煮る。
3. さわらに火が通ったら、煮汁は残してさわらとアスパラガスを器に盛る。フライパンに残った煮汁に混ぜ合わせた水溶き片栗粉を加え、中火で混ぜながらとろみをつける。さわらとアスパラガスにかけ、貝割れ菜を添える。