荻野目洋子『ダンシング・ヒーロー』のリバイバルヒットに「ただただびっくり」
メインパーソナリティーの要潤が、海と緑に囲まれた癒しのリゾートホテルの優雅なリラックス空間で、素敵な景色と音楽を楽しみながら、幅広いジャンルのお客様を迎え、さまざまな話題でトークする番組です。今月のゲストは、歌手の荻野目洋子さん。
要潤と荻野目さんは今回が初対面!
荻野目:お邪魔しますっていう感じですね
要:ようこそ!初めましてですよね?
荻野目:初めましてですね。
要:僕はずっと見ていましたけれども!
荻野目:いやいや、私も見ています!(笑)
4週間にわたって、荻野目さんにお話を伺っていきます!
歌う事が大好きだった幼少期
荻野目さんは今年でデビュー40周年。芸能活動のきっかけはいったいどのようなものだったのでしょうか?
荻野目:小さい時からちょっとシャイな性格で、でも歌を歌うときだけは、何か自分の世界に入れるみたいな、、、
要:映画の話みたいですね!歌だったら自分を表現できる…というような!
荻野目:子どもの頃からそんなところがありましたね。初めて歌ったのは、近所のお祭りの舞台でした(笑)そこで少し自信をつけて、シャイではあるけど、テレビも応募してみようかなという感じで、ちびっこの歌番組とかに出演しているうちに、スカウトされました。
歌番組に出演していたところを、スカウトされ芸能界デビューをした荻野目さん。小学生の時には、同じく歌番組の常連であった子と共に『ミルク』という3人組のユニットを組んでおり、レコードも2枚出しています!
幼い頃から“歌”に興味のあった荻野目さんですが、ドラマや映画へも出演した経験があります。きっかけは4つ年上のお姉さま、荻野目慶子さんでした。
荻野目:姉は、最初から女優を目指していて、劇団のオーディションを受けに行く時に、母から一緒に行く?って言われて。家で留守番しているよりはと思ってついていったんです。そしたら、受ける?といわれて。受けるのは自由だったので、歌を歌ったら、受かるには受かって。
要:うんうん
荻野目:だけど、お月謝が一般家庭としては、当時ものすごく高くて(笑)親に、お姉ちゃんはやりたいって言ってるから、ごめんねということで、と姉だけ入って、結局私は、劇団には入らなかったんです。だけど、姉が出演する映画のロケとかについて行ってたら、急遽出演できなくなった子の代わりに出てくれない?といわれて出たり。
要・近藤:へえ!!
荻野目:ハプニングが多いんですよ、私の人生の中で(笑)出演は本当に数秒なんですけどね。
『自分が変身できたような気持ちになって…』
俳優や声優としても表舞台に上がっていた荻野目さん。歌手として本格的にソロデビューしたのは、高校一年生15歳の時でした。
荻野目:当時は今と違って、新人の歌手が売れる前にアピールできるような、トークができて歌も歌えるような番組がたくさんありましたね。そういう番組に出さしていただいたり、あと全国キャンペーンがたくさんあって、デビュー大体1年目2年目で全国都道府県回りました!
要:デビュー1,2年目で!?
荻野目:それくらい、毎週末どこかに行って、握手会やレコード即売会にいってましたね!
要:同期にはどんな方がいらっしゃるんですか?
荻野目:同期は吉川晃司さんとか、菊池桃子ちゃんですとか、本当にたくさんの方がいらっしゃいましたね。
幼い頃から歌が好きで、実際に歌手としてデビューした荻野目さん。いったいいつ歌手になりたい!と自覚したのでしょうか、、、?
荻野目:自分の中ではデビューする前のちびっこ歌番組に出させていただいた時ですかね。服とかも母が手作りで作ってくれたりして。キラキラしたものを着て歌って、スポットライトを浴びた時に、何か気持ちがいいなって。すごいシャイだったのに、自分が変身できたような気持ちになって。その時がやっぱり歌い手になりたいなと思った瞬間かもしれないです。
ダンシング・ヒーローのヒット、そしてリバイバル。
そして、荻野目洋子さんといえば、今も歌い継がれているヒット曲『ダンシング・ヒーロー』。リリースはデビュー2年目の秋でした。
荻野目:秋にリリースをして、年末にザ・ベストテンの、注目株の人が出るスポットライトというコーナーがあって。そこでギリギリの年の暮れに出さしていただいて、翌年にじわじわと皆さんに浸透していったという感じでした。
要:じわじわとだったんですね!
近藤:かなりダンスも踊りますけど、それまで経験とかあったんですか?
荻野目:経験は、デビューの1年くらい前にボイストレーニングとか、ダンスの基本的なことは教わりました。でも全然得意じゃなかったですね(笑)
近藤:どうしていたんですか?もう猛練習??
荻野目:猛練習!それじゃ全然格好がついてないから、もうちょっと練習しなさいみたいな感じで、その歌に合うように特訓を(笑)
近藤:いや~~大変…!!
要:みんな真似してましたよ!(笑)
コロナ禍前には、「バブリーダンスとして、「ダンシング・ヒーローがリバイバルヒット!再び注目されたとき、荻野目さんはどのような気持ちだったのでしょう??
荻野目:いやもうそれはただただびっくりで。なんで昔の音源のままみんなが話題にしているんだろう?みたいな(笑)
要:あはははは(笑)
荻野目:よく、自分が歌っていた曲をまた違う方がカバーして、新しい世代に知ってもらえるみたいなことは、よくあるじゃないですか。でも私の場合は昔のままの音源で、皆さんが新しい斬新な振り付けで踊ってくれて。びっくりした!(笑)
要:僕らは、あの曲がずっと頭から離れなかったから。若い子がこうやって真似してるんだ~って思ってました。
近藤:荻野目さん、当時とキーは変わってるんですか?
荻野目:キーは変えてないんです。あと踊りも『ダンシング・ヒーロー』は2時間くらいのライブの中で後半戦に入ってくるので、その前にもコーヒールンバとか割と踊る曲が立て続けに来ると、いや~50代で踊るとは思ってもなかったな~って(笑)
要:そうですよね!すごいな~!
荻野目:最近はもう本当に、いつまでできるのかな~って思いながら踊ってます(笑)
近藤:今でも、トレーニングとかなさっているんですか?
荻野目:そうですね、もう体を動かしていないと無理ですね(笑)あとは、10年前の30周年の時に、当時振付してくれた三浦先生が新たに手をひらひらさせる踊を、新しく考えてくださったので。当時の踊りじゃなく、今の踊りを踊ってます。なので、ダンシング・ヒーローってライブによってその時代ごとに、いろんな振り付けがあるんですよ!実は(笑)
要:いや~それくらい名曲ってことですね。今では盆踊りとかになってますもんね!
荻野目:ね!もう面白いですよね~!(笑)
(TBSラジオ『要 潤のMagic Hour』より抜粋)