Yahoo! JAPAN

【体験記事】家具工房モク|山形で育った木で作品作り~生活の中に木のある暮らしを~

VISIT

DSC_2463

「曲がった木は、そこに木の心があるから好きです。」

とても印象的で心に残るこの一文。

「家具工房モク」のパンフレットの表紙に書かれている代表の渡邊さんの言葉です。

今回の体験や取材を通じて、工業素材にはない『無垢の木の魅力』を大切にしている渡邊さんだからこそ生まれた言葉なんだなぁと実感しました。

渡邊さんが山梨での修業を経て「家具工房モク」を開いたのは約30年前。

原木の調達、乾燥からデザイン、設計、販売まで、一貫した手作り木工を行っています。

渡邊さんの作る家具は主に山形県の広葉樹を使用しており、使い込むほど家具の味わいが深まるのが魅力の1つ。

異なる樹種はもちろん、同じ樹種でも固さや滑らかさといった「個体毎の特徴」を活かし、世界に1つだけの作品を世に送り出しています。

今回は工房内にて①ペンダント、②壁掛け一輪挿し、③カッティングボードの3つの木工体験を行ってきました(^-^)

木工体験はこちらの3つ。

①木のペンダント
②壁掛け一輪挿し
③カッティングボード

初心者でも気軽に楽しめる内容となっています。

①木のペンダント

最初の体験は木のペンダントの製作です!

といっても何から手をつければよいかわからないですよね(^^;)

御安心ください!

渡邊さんがしっかりとお手本を見せてくれます(^-^)

まずはペンダントとなる木片作りなんですが、その方法が思っていた以上にワイルド!

木材に鑿(のみ)を立て、金づちで「カンッ! カンッ!」と叩きながら木片を打ち出していきます。

渡邊さんのお手本を参考に、早速私もやってみます!

「ポコッ…」

あれ? なにも起こらない…。

「ボコッ…!」

思ったよりも力がいる様で、びくともしません(^^;)

「結構強めに叩いて大丈夫ですよー」というアドバイスと共に、渡邊さんのヘルプを受けながらながら力いっぱい叩いてみます!!!

割れたぁぁ!!!!

「パキッ!」という音と共に木と木が離れる瞬間が気持ちいいですね(^-^)

その後の工程もとっても簡単!

紐を通す穴をドリルで空けて、

表面をやすりで滑らかにしていくと…、

完成です!

やすりのかけ具合で、表面のつるつる具合をお好みに調整できます。

私は木の質感や手触りが好きなので、表面は粗目のやすりで簡単にけずり、角は少し丸みが出るようにしました。

上の写真のようにリングを通してキーホルダーにしたり、紐を通してペンダントにしたりできます。

こちらもなかなか良い感じ(≧-≦)

静かなデザインや色味の服のアクセントとして重宝しそう!

と思っていたんですが、子ども達の少年心をくすぐってしまったのか、その日の内に取られてしまいました(^^;)

お出かけの度に取り合いの喧嘩をする始末 笑

ちなみに、今回のペンダントは胡桃の木で作りました。

時間が経つと経年変化で色も変わってくるとのことで、どんな風に仕上がっていくのか楽しみですね(^-^)

ペンダントの上にある紐の調整部品は雷神木(ライジンボク)というちょっと珍しい木なんだそうです。

短時間でお手軽にできるので、小さなお子様でも簡単に木に触れることができるおすすめの体験です。

山形県産・木材をつかって、経年ごとに味わいの変化も楽しめるペンダントづくり体験

ご予約はこちらから★

②壁掛け一輪挿し

お次は、お家の玄関などのワンポイントにおすすめの壁掛け一輪挿し。

こちらもパーツを選んでやすりでけずって組み立てるという、初心者や小さなお子様でも手軽に取り組める体験となっています(^-^)

まずは軸となる柱部品のパーツ選び!

右から順に、楢(なら)、桜、胡桃、栗の木となっています。

こうやって並べてみると、色も質感もそれぞれの木で特徴がありますね。

今回は個人的に好みの色だった桜を選びました(^-^)

次に、一輪挿しの支えとなるパーツを2つ選びます!

こちらもまた複数の樹種から選ぶことができます。

柱とちょっと色を変えてみたり、柱と色を合わせたりとあれこれ考えるのもまた楽しい時間でした(^-^)

今回は柱よりもちょっと色が薄めの胡桃に決定です!

パーツ選びが完了したら加工に入ります。

と言っても作業はとっても簡単!!!

一輪挿しの支えとなるパーツが柱にはまるように、少しずつやすりで削っていきます。

作業のコツは、支えとなるパーツが柱の窪みにピッタリはまるのではなく、少し引っかかるくらいに仕上げることです。

トンカチで叩きながらはめ込むことで、しっかりと柱に固定されました。

最後に紐を付け、ガラス瓶を入れて完成!

シンプルなデザインなので、どんな部屋やお花にも馴染みますね(^-^)

山形県産・木材をつかって、お部屋のワンポイントにぴったりな壁掛け一輪挿しづくり体験

ご予約はこちらから☆

③カッティングボード

いよいよ最後の作品!

カッティングボードの製作に取り掛かります!

こちらも1輪挿し同様、まずは樹種を選びます。

右から栗が2つ、栓(せん)、榀(しな)。

今回はこの3つの樹種から選びます。
※仕入状況等により樹種は異なります

木目が気に入った栓(右から3つ目)を選びました(^-^)。

大まかな流れは
①カットするサイズ等の決定
②電ノコでカット
③やすりがけ

となっています。

まずは①の作業。

利き手や好みなどを相談しながら、カットするサイズを決定します。

渡邊さんがしっかりとアドバイスをくれるので、是非色々と相談してみてください(^-^)

選んだ木に型紙ならぬ型木を置いて、

鉛筆でカットするための下書きをします。

さぁいよいよ本日一番の山場に突入です!

電動の糸鋸なんて何年ぶりでしょうか!?

いや、よくよく考えると何十年ぶり…。

変な緊張感にそわそわします 笑

でも御安心ください!

作業前に注意点やコツなどをしっかりとアドバイスいただけます(^-^)

本番の前に板の余白で少し練習を。。。

「止まらずに、一定の速さで行くんだよー」と渡邊さん。

曲線は特にコツが要りますが、渡邊さんのフォローもありなんとかいけそうな気がしてきました!!!

これまで「天童の将棋の彫駒」や「山寺での陶芸」、月山和紙でのあかりづくり」など様々な体験をさせていただいた筆者。
※文字をクリックすると体験記事にリンクします

学んだことがあります。

「結構勢いが大事!」

ということで、気合十分に本番スタートです!

板をしっかり押さえつけないと、糸鋸の振動でガタガタと揺れてしまうので注意が必要です。

やっぱり曲線が難しい!

渡邊さんにも手伝ってもらいながら、少しずつ進んでいきます。

なんとか完成しました!

中々良い塩梅に仕上がりました(^0^)

なんとなく「とっつきやすい」ところがあったんですが、渡邊さん曰く、普段からミシンを扱う人は比較的すんなりとこなせるんだそうです。

言われて気づきました!

子ども達の幼稚園グッズを作ったときの感覚に近い!

まさかここで役立つとは思いませんでした(^-^)

紐を通す穴をあけ、仕上げのやすりがけをして、

完成です!!!

それぞれの作品にはヒートペンで文字入れやイラストを入れることができます。

今回は記念に体験日を入れてみました。

山形県産・優しい色合いの木材をつかって、テーブルに彩を添えるカッティングボードづくり体験

ご予約はこちらから★

体験後は、家具工房モクの作品が並ぶ「木の家具ギャラリー」にお邪魔してきました。

建物は同じ敷地内にあるんですが、入る前からこの光景に度肝をぬかれます!

なんとギャラリーは築120年もの歴史を誇る蔵の中にあったんです。

ちなみに、中は土足厳禁となっていますので御注意下さい。

こちらでは渡邊さんが手間暇かけて作成した作品を見学するだけでなく、気に入ったものがあれば購入することも可能です(^-^)

蔵の入り口からの様子がこちら。

くぐる瞬間から香る木のかおり、所狭しと並ぶ木工製品に期待が高まります(^-^)

この入り口付近の可愛らしい小物達。

木の製品ってなんでこんなにほっこりとした気持ちになるんでしょうかね?

見ていてるだけで幸せな気分になれます(^-^)

奥に進むと、渡邊さんが命を吹き込んだ家具や小物がさらにずらり!

ちょっとだけ紹介したいと思います!!!

①yadorigi (やどり木)

オブジェとして鑑賞してもよし、単体でコースターや鍋敷きとしてもよし、ワインスタンドにしてもよしと、使い方が広がるこちらのyadorigi(写真右手前)。

キャンプやアウトドアでの利用もオススメです。

②カッティングボード

持ち手の部分を小刀を使った手作業で削り、持ちやすく滑りにくいように仕上げた作品。

機械工程にはない、温かみや手馴染みの良さを感じることができます。

チーズやパンをのせて、ちょっとおしゃれなお皿として使用することもできます。

③木の家具

なんといっても一番の見どころは木の家具たち!

素人の私が見てもその造りの丁寧さや質感やデザインなど、渡邊さんの魂を感じることができます。

私もいつか渡邊さんにオーダー家具を作っていただけるよう頑張ろうと心に決めました(^0^)

こちらのイスがまたかわいい(≧-≦)

お子さんやお孫さんへのプレゼントにも最適ですね。

渡邊さんの作品は山形市旅籠町にある「gura」のcraft shopなどでも購入することができます。

こちら(下の写真)は山形駅ビル「S-PAL山形」の2階にあるお土産店「尚美堂」で販売されている「やまがた木’s (きっず)」という一輪挿し。

中のガラス瓶を外し、上部の十字の溝に写真やポストカードを挟んで飾ることもできるんです。

樹種もバリエーションが多く、種類によって色や木目、手触りや匂いが異なります。

それぞれの木の違いを感じ、その良さを広めたいという思いが詰まっているそうです(^-^)

是非足を運んでみてください。

【特集記事】素敵な山形土産が見つかるおすすめ店!尚美堂

尚美堂 S-PAL店についての詳細情報はこちら!

023-628-1232

山形県産・木材をつかって、経年ごとに味わいの変化も楽しめるペンダントづくり体験

山形県産・木材をつかって、お部屋のワンポイントにぴったりな壁掛け一輪挿しづくり体験

山形県産・優しい色合いの木材をつかって、テーブルに彩を添えるカッティングボードづくり体験

最後に、VISIT YAMAGATAを御覧の皆様へ、代表の渡邊さんよりメッセージをいただきました。

「当工房では、山形県産の木材を使用し、手作業で1つ1つの作品を心を込めて作っています。

同じ樹種でも、それぞれ質感や木目などの違いがあります。

その違いを楽しみながら体感してもらえると嬉しいです。」

【関連記事】

おすすめの記事