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全国U15バスケットボール選手権大会県予選 女子 序盤からリードしたPANTHERS Jr.が5連覇 【大分県】

オー!エス!OITA

写真/オー!エス!OITA SPORTS

全国U15バスケットボール選手権大会大分県予選

11月4日 レゾナック武道スポーツセンター

女子決勝

PANTHERS Jr. 80-40 C.A.N.

 

 中学年代の全国U15バスケットボール選手権大会(Jr.ウインターカップ)の県予選女子決勝は、PANTHERS Jr.(パンサーズ・ジュニア)がC.A.N.に80-40で勝利、5連覇を達成した。序盤から得点を重ねたパンサーズは、チーム最多の15点を稼いだ後藤帆乃果に続き、エースの畑野ひらり、キャプテンの小野美里がともに13点と主軸の3年生がチームを引っ張った。

 

 開始直後からオールコートのマンツーマンプレスで相手の出鼻をくじき、次々と速攻につなげた。瀬山英則監督は「試合の入りだけは集中しようと話しただけ。いつも通りのプレーができた」と相好を崩した。強度の高いディフェンスという強みを発揮したパンサーズは、その勢いをオフェンスへとつなげ、後藤のファーストシュートを皮切りに、畑野、小野が次々と得点。第1クオーター(Q)だけで26-3と畳みかけた。

 

 2Q以降も点差を広げ、4Qにはメンバーを総入れ替え。先発メンバーがベンチから見守る中、次期エースの安部碧瑠(2年)が6連続で12得点を決める爆発力を見せ、層の厚さを示した。5度目のJr.ウインターカップに向けて瀬山監督は「全国でも強度の高い守備ができるようにしたい」と話し、小野は「チーム全員で一体となり、私たちの強みであるディフェンスから流れをつくりたい」と意気込みを語った。

 

決勝はダブルスコアで勝利したPANTHERS Jr.

 

喜びの声

 

小野美里(3年)

「今日の試合はコートの選手もベンチも一体となれた。持ち味のプレッシャーをかけるディフェンスができたし、ずっと緊張感を持ってプレーができたと思う。メンバー全員が試合に出られるように、決勝も大差をつけることができてうれしい」

 

畑野ひらり(3年)

「昨年10月に右膝十字靭帯(じんたい)を損傷して今年8月に復帰し、この大会に向けて頑張ってきた。今日の出来は100点満点中90点。ドライブからのシュートは決まったが、外からのシュートが物足りなかった。Jr.ウインターカップでは感謝の思いを持ってプレーしたい」

 

後藤帆乃果(3年)

「最初からいい流れで試合ができた。個人の技術が高く、持ち味を発揮できたと思う。会場が広く、観客も多くて緊張したけど、今まで練習でやってきたことを発揮できた。全国でも今日と同じようなプレーをしたい」

 

チーム最多得点を記録した後藤帆乃果

 

 

(柚野真也)

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