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ふれあいっこ三ツ沢 児童に学びの場提供 子ども食堂休止で代替活動〈横浜市神奈川区〉

タウンニュース

4月に行われたプログラミング学習

三ツ沢地区で子ども食堂を運営するボランティアグループ「ふれあいっこ三ツ沢」が、地区にある集会所で子ども向けの学習支援を始めた。コロナ禍で子ども食堂の休止が続く中でも、勉強を通じた子どもたちとの新たな交流を育んでいる。

ふれあいっこ三ツ沢では昨年3月から子ども食堂の休止を余儀なくされ、代わりに未利用食品を家庭に配ることで食品ロス削減を目指すフードパントリーを三ツ沢東町・西町の両会館で行ってきた。国連が提唱する「SDGs(持続可能な開発目標)」の理念に賛同して活動する中で、新たな取り組みとして子どもたちに教育機会の提供を目指そうと、集会所での学習支援を始めることにしたという。

プログラミング専門講師が指導

2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されたことから、三ツ沢上町会館では専門講師を招いてプログラミングの基本学習を行っている。今年度は事前に募った小学3・4年生の児童数人を対象に、月1回のペースで小学校の授業を補うカリキュラムを提供する予定だ。

三ツ沢南町会館では、自宅での勉強が苦手な児童生徒や共働きなどで子どもの宿題を見ることができない家庭などを対象にした学びの場を5月から提供。小中学生を対象に月2回、勉強をサポートしていく。

ふれあいっこ三ツ沢代表の小川真奈美さんは、「これまで食を通して子どもたちの生活に寄り添ってきたが、次に大切なのは教育。塾に行ける子と行けない子の教育格差をなくすことで、『質の高い教育をみんなに』というSDGsの目標達成を目指したい」と意気込む。グループのメンバーで三ツ沢上町町内会長の宝地戸靖さんは、「高齢者の多い自治会では限界がある中、子どもたちを大切にするという目的に向けて連携しながら活動できるのはありがたい」と話した。

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