『葬送のフリーレン』一級魔法使い試験受験者・ラントの情報まとめ！ 基本プロフィールや人柄・性格、強さ、一級魔法使い試験の結果、ユーベルとの関係などを一挙にお届けします。
魔王を討伐した勇者ヒンメル一行のエルフの魔法使いフリーレンが、人の心を知るための旅を通してたくさんの人々の想いに触れていく様子が描かれる作品『葬送のフリーレン』。
2023年にアニメ第1期が放送され、2026年1月から第2期の放送が予定されています。
本稿では一級魔法使い試験受験者・ラントの情報をまとめました。基本プロフィールや人柄・性格、強さ、ユーベルとの関係などを一挙にお届けしていきます。
ラント
クールで不愛想な二級魔法使い。他人を信じておらず、他人と打ち解けることを拒みがち。幻影魔法を得意としており、非常に精巧な自身の分身を作り出すことができる。
他人を信用しない冷静沈着な魔法使い
ラントは常に淡々としており表情の変化も少ないクールな青年。窮地に陥ったようなときでも取り乱すようなことはなく、冷静に状況を分析し解決策を見出す頭脳派です。
とても慎重な性格で他人を信用しておらず、一次試験で同じパーティになったユーベルやフェルンとは必要最低限の会話しかせず、手の内をさらしてしまうことを懸念してか一切打ち解けようとしません。
一次試験で知らない相手（シャルフ）と戦った際には「知らない相手と戦う前に必ず様子見をするようにしている」と明かしており、闇雲に戦うのではなく一定の距離を取りながら相手を観察し、弱点を見つけてから攻撃に移っていました。
誰に対しても素っ気ない態度を取り続けるラントですが、自分のために他者が犠牲になることは嫌っており、根っから冷酷な人間というわけではないようです。他者と必要以上に関わろうとしないのも、余計な情が生まれるのを恐れているからかもしれません。
幻影魔法で自分の分身を作り出す
ラントが得意とする魔法は幻影魔法で、実体のある自分の複製体を同時に複数作り出すことができます。彼の作り出す分身は非常に精巧で、並みの魔法使いでは分身だと気付くことはできず、手練れであってもかなりの至近距離でないと気づけません。
また、致命傷のような大きな傷を負ってもすぐに消えない耐久性もあり、さらに持ち物までも精巧な複製を作ることが可能です。分身の操作範囲は非常に広く、本体は故郷の村にいながら一級魔法使い試験を受けており、過去には複製体を使って帝都の学校に通っていたことも。
ユーベルからは「本人と同一の機能を持つほどの完璧な複製」と言われていました。それだけ高精度の複製体ゆえに、作り出すのにはある程度時間がかかるようです。
幻影魔法以外の基礎的な魔法や魔力探知、魔力の隠蔽などはどれもハイグレードで、魔法使いとしての実力の高さがうかがえます。
その他、一次試験ではシャルフの首元に電流を流し込んで気絶させており、電撃攻撃ができることは判明していますが、他の攻撃魔法については不明のままです。
一級魔法使い試験の結果は？
一次試験と二次試験を順調に突破したラント。三次試験のゼーリエとの面接では、彼女に一発で分身であることを見破られ、試験中一度も試験会場に来ていないことまでも指摘されました。重要な場であっても複製体を使うその度胸を買われ、見事合格を言い渡されます。
ユーベルとの関係
一次試験で同じパーティとなったユーベルから不本意にも気に入られてしまったラント。他者への関心が強いユーベルは、一向に打ち解けようとしないラントに興味をそそられているようで、「メガネ君」と呼んで一次試験後の街中でも、二次試験の迷宮でもラントに付いて回っています。
ラントはそんなユーベルを何度も冷たくあしらっていますが、彼女はそんなことはお構いなしです。
試験に合格して一級魔法使いとなってからも何かと縁のあるラントとユーベル。ラントが頑なに心を許そうとしないため、仲が良いという状態にはほど遠いものの、なんだかんだ協力できるいいコンビになってきているようです。
声優は小松昌平さん
ラントを演じているのは小松昌平さんです。4月14日生まれ、福岡県出身。『賢者の孫』のアウグスト＝フォン＝アールスハイド役をはじめ、『アイドルマスター SideM』の牙崎漣役など、様々な人気作品に出演しています。
