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腎臓病で怖い「高リン血症」とは?血管の石灰化を防ぐリン制限と食事のコツ

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腎臓病で怖い「高リン血症」とは?血管の石灰化を防ぐリン制限と食事のコツ

食品に含まれる「リン」と腎臓の関係とは?腎臓の働きと密接に関わっているって本当?

腎臓病が進行したら高リン血症に注意

「リン」はたんぱく質に含まれるミネラルのひとつです。その多くはカルシウムと結びついて骨や歯を作る材料となるほか、体内環境の正常化にもひと役買っています。過剰に摂取したリンは通常、腎臓によって体外に排出されますが、腎機能が低下しているとリンの排出が十分にできなくなり、血液中のリン濃度が高まる「高リン血症」を発症する可能性があるのです。

この「高リン血症」は非常に厄介で、発症するとされに腎機能を低下させて「低カルシウム血症」を招き、骨がもろくなる「骨粗鬆症」や、リンとカルシウムが結びついて臓器や血管に沈着する「異所性石灰化」などの症状を連鎖的に引き起こします。

とくに「異所性石灰化」は動脈で起こると心筋梗塞や脳梗塞を起こす原因となるため、軽視することはできません。もし軽度であっても腎臓病と診断されたらリンの数値を正常範囲に保ち、ステージG5で高リン血症がある場合にはリン摂取量を制限します。

リンを制限するには、たんぱく質を多く含む肉や魚、乳製品などの摂取量を減らすのが効果的です。ほかにも乳化剤やかんすい、pH調整剤といった食品添加物にもリン(リン酸塩)が含まれているので、これらを使用している食品(加工肉やインスタント食品など)はできるだけ食べないようにしましょう。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 腎臓の話』著/上月正博

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