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着色料への疑問をすべて解決!?着色料の役割や種類など気になるポイントに迫る!

オリーブオイルをひとまわし

着色料への疑問をすべて解決!?着色料の役割や種類など気になるポイントに迫る!

食品などの色味や料理の彩りをよくするために使われる「着色料」。何となく名前を聞いたことがあるが、「実際にはどんなものか分からない」という人は少なくないはずだ。そこで今回は「着色料とは?」 「着色料の役割は?」「どんな種類があるの?」など、着色料に関する疑問を一つずつ解説する。着色料に関する疑問や不安などをしっかりと解消しておこう。

1. 着色料とは?

着色料とは、食品・医薬品・化粧品などに色味を付けることを目的とした物質である。食品に使われる場合は「食品添加物」の1種類として扱われており、食品安全委員会が十分に安全性を評価したうえで「使用できるか」「どれくらい使えるか」を決定している(※1)。なお、着色料は食品に使うことは可能だが、食肉・魚介類・野菜類のような生鮮食品への使用は認められていない(※2)。

2. 着色料の役割とは?

着色料の主な役割は、食品に色味を付けることである。また、食品に色味を付ける理由はいくつかあるが、代表的なものには「色味をよくして食欲を増進させるため」「時間の経過に伴う食品の退色を防ぐため」などがある。なお、肉類・魚介類・野菜類へ使用すると、消費者が正しく判断できなくなるため禁止されている。これは、食品添加物の本来の目的にも反することとされている(※2)。

3. 着色料にはどんな種類があるの?

着色料には大きく天然着色料と合成着色料の2種類がある。これらの主な違いは「原材料が天然物質か、化学物質か」というものだ。なお、これはあくまで原材料による区分であって、どちらが優れているか(劣っているか)を評価したものではない。それではそれぞれの着色料の特徴を確認しよう。

天然着色料とは?

天然着色料とは、自然界にある物質や食品を原材料にした着色料である。有名なものには紅花から作られる「ベニバナ赤色素」やクチナシから作られる「クチナシ黄色素」などもある。一般的に、日本人は自然な色を好むため天然着色料が使われることが多いといわれている(※2)。

合成着色料とは?

合成着色料とは、化学的に作られた着色料のことである。一般的には食用タール系色素と呼ばれており、食用赤色2号や食用黄色4号など合計で12種類ある。また、商品のパッケージなどでは「着色料(赤2)」などのように記載されている。タール系色素は天然着色料よりも色味が鮮やかで、退色しにくいという特徴がある(※2)。これらは「指定添加物」として安全性が評価されている(※4)。

4. 着色料には危険性はないの?

現在日本で使われていたり、売られていたりする着色料は、内閣府の食品安全委員会によって安全性が確認されている。食品安全委員会では動物を使った試験などを行い、その結果に基づいて添加物ごとの「1日摂取許容量」を設定。その後、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会が、食品ごとの使用量や使用時の基準などを決定している(※3)。そのため、安全性には十分配慮されているといえる。

5. 着色料が使われているか確認する方法は?

日本では、使用した食品添加物をすべて食品(商品ラベルなど)に記載する必要がある。また、着色料は「用途名併記が必要なもの」に区分されるため、「着色料(黄4)」「着色料(カラメル)」などのように記載されている(※5)。また、この表示基準を満たさない食品は販売できないことになっている(※3)。そのため、着色料が使われているかは、商品のラベルなどを見て確認しよう。

結論

着色料は、食品や料理の色味をよくするために必要なものである。また、日本では食品安全委員会などで安全性が確認されたものが使われている。ただし、中には着色料などを使わない「無添加」にこだわりたい人もいるだろう。食品や商品のパッケージには、使用している着色料が記載されているので、必要に応じて判断するといいだろう。【参考文献】
■※e-gov法令検索「食品衛生法」

■※1:厚生労働省「食品添加物」

■※2:東京都福祉保健局「用途別 主な食品添加物 2着色料」

■※3:厚生労働省「食品添加物 よくある質問(消費者向け)」

■※4:日本食品化学研究振興財団「指定添加物リスト」

■※5:消費者庁「食品添加物表示に関する情報」

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:管理栄養士 中山沙折

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