神戸の絶滅の恐れがある野生生物のリスト「神戸版レッドデータ2025」が公開されました 神戸市
神戸市は市内における最新の動植物の生息・生育状況を反映した「神戸版レッドデータ2025」を作成。絶滅の恐れのある動植物は、これまで公開されていた2020年度版と比べ24種増える結果となりました。
「神戸版レッドデータ」は市が生物多様性の保全の取り組みを進めるために作成しているデータ。絶滅の恐れのある野生動植物をその危険度に応じてランク付けした「レッドリスト」と、外来種の「ブラックリスト」で構成されています。
専門家からの意見収集を行い作成された最新版には、動植物837種(動物354種・植物483種)を「絶滅の恐れがある野生生物」として掲載。うち24種(動物6種、植物18種)が新たに加えられました。
日本最大級のカエル「ヒキガエル」は六甲山系の里山に生息し、かつては神戸市内でも普通にみられた種でしたが、アライグマなど外来種による捕食が確認され分布が縮小。個体数の減少が懸念されるため、今回ランクが引き上げられました。
また「ハクセンシオマネキ」は干潟環境の消失や悪化などにより全国的に生息地が減少しており、神戸市内ではこれまで生息情報がありませんでした。
ただ兵庫運河に干潟が造成され良好な環境が維持される中、2023年に市内で初めて生息が確認されたことから、今回リストに加えられたそうです。
市内にどんな動植物がいて、どんな風にその生育を守っていくのかを考えるべく、まずは知ることから始めたいなと思います。レッドデータは神戸市のホームページにて確認できます。