とっておきの器を誰にも邪魔されずに選べる。塩屋にオープンした『shioya pottery』 神戸市
塩屋に今年5月にオープンした『shioya pottery(シオヤ ポータリー)』(神戸市垂水区)。器が買えるお店なのですが、そのスタイルはなんと無人販売。一体どういう仕組みなのか?取材しました。
塩屋の街のはしっこにある、古い建物の1階がお店です。現在は、土曜日と日曜日の10時頃から18時頃まで営業していますが、灯りがついていれば入ってOK。
グレーの壁がシックな店内は、店主夫妻が自分たちでリノベーションしたのだそう。木の棚やコンクリートの床が古民家にマッチしてお洒落です。
コンセプトは“暮らしの体温を、一度上げる器”。同店で主に取り扱うのは、土で作られる器です。ひとつひとつ、形も色合いも異なる器を手に取って、質感や重みを感じながら選ぶことができます。
お茶碗やお皿、急須や徳利、花瓶など種類は様々。「難しいことは考えず、直感で選んでほしい」と、あえて説明書きはありません。
店主もいないので、誰にも気を遣わずに思う存分悩んでも大丈夫。「抹茶茶碗かな?煮物を盛りつけたら素敵かも」とか、「こんな大皿があれば来客時に便利そう」とか・・・想像を膨らませながら選ぶのは、なんとも楽しい時間です。
窓の外には塩屋ののんびりした街並みが見えて、自分だけのちょっと特別な時間に。
ところで無人販売の器、お値段やお会計はどのように行うのでしょう?
実は、販売されているものはすべて定額制。それぞれの商品に色のついたシールが貼ってあるので、それを見ると値段がわかるようになっています。
お値段は一番安いものだと300円。そのほかも500円、1,000円、2,000円(すべて税込)と4種類に分けられています。作家手作りの器がお手頃価格で買えるのは嬉しいです。
支払い方法は2種類。設置されたBOXに現金を入れるか、PayPayかの2択です。
梱包もセルフで。新聞紙や簡易的な梱包材が置かれています。
店主夫妻が田舎の古民家を購入した際に譲り受けたたくさんの器を「楽しんで使ってもらえる人の元へ繋げたい」と、器の販売所を設けることを決めたのだとか。
器はまだたくさんあるそうで、店頭のものが少なくなると補充されます。
「日常を少しだけ特別にする器を、ぜひフィーリングで選んでみてください」と店主夫妻。ゆっくり人の目を気にせずに、お気に入りを選ぶ贅沢。レトロで新しい街塩屋に、また素敵な場所が増えました。
場所
shioya pottery
(神戸市垂水区塩屋町638-8)
営業時間
土日祝の10:00~18:00(無人販売)
定休日
月曜~金曜日
※祝日の場合は営業
※変更の場合は公式Instagramにてお知らせあり