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最旬は晩夏から。「能動的アウトドア体験」が楽しい秘密基地3選

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最旬は晩夏から。「能動的アウトドア体験」が楽しい秘密基地3選

自然を感じながら過ごすアウトドア時間は至高のひととき。しかしテントの設営をはじめキャンプは何かと手がかかり、グランピングは用意周到すぎると感じる人もいるだろう。そこで“その間”を突いたサービスを紹介。面倒くささがなく、それでいて充実したアウトドア体験が楽しめる。

※緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の解除後の外出をお願いします

アウトドア初心者も手軽に「自然時間」を楽しめる

昨今は空前のアウトドアブーム。醍醐味は、潮騒を感じながらのんびり過ごし、絶景を目にしながらまばゆい緑に包まれ、日常とは異なる時間を過ごすこと。海や山でのアクティビティに夢中になり、オレンジからピンク、パープルへ空の色が移りゆくトワイライトタイムに声を失い、気のおけない友人たちとの団欒は夜のとばりがおりても続く。

心身が癒やされヘルシーになっていくことを感じ、高揚感や幸福感を抱く。それがアウトドアにハマる魅力なのだが、その境地に至るまで、キャンプは少しハードルが高く、グランピングでは自然の魅力に我を失いにくい。

そこで今回は、インドアを自称する人も、キャンプに煩わしさを感じている人も、外時間を無理なく楽しめるサービスを紹介。しかも涼しさを取り戻す晩夏から秋にかけてが心地よいシーズン。“最幸”の自然時間が待っている。

無理なく自然のなかへ飛び込める「DAICHI」のアウトドア体験

キャンプに興味はあるけれど、テントを設営した経験はなくギアもそれほど持っていない。それに、そもそも虫が嫌。かといってグランピングはサービスが行き届いているからこそ、「自然のなかでゆったり過ごす」というアウトドアの醍醐味を感じにくい。

そう感じている人にお薦めしたいサービスが、「DAICHI」による自然体験。同社は自然豊かな場所に、立地環境の魅力を引き出しながら、宿泊、商業、スパ、サウナなどの企画開発および運営を手掛けるデベロッパー。プロデュース陣には稀代の建築家でキャンプ好きの谷尻誠氏をはじめ、都会的な上質さを知るアウトドアフリークが名を連ねる。

彼らが提供するのは、イチから準備をしなくても自然のなかへ飛び込んでいける居場所。それは自然の中にラグジュアリーなダイニングキッチンを備えた“小屋”といった趣で、確かなクオリティを備えた滞在環境の中でアウトドア体験を得ることができる。

では、戸外で過ごす王道手段のキャンプとは何が違うのか? まず、煩わしさが圧倒的に違う。

キャンプでは、キャンプサイトに到着してすぐテントを設営し、折を見て食事の準備を始めていく。食事と歓談を楽しんだ後には後片付けもある。だから土日を使った1泊であればせわしなく時間は過ぎてしまい、自然が近くにありながらも、どこかソワソワ。海や山や夕景にじっくりと深く感じ入ることのできる時間は、実はそれほど多くない。自然の中にいながら、時間の流れは日常生活と大きく変わらないのだ。

さらに出発前にはギアを積み込み、帰宅後には次の機会に向けて整理する。一度ハマってしまえば、そうしたすべてが楽しいと感じる。しかし、煩雑さにハードルの高さを感じている人もいるのでは? そこに「DAICHI」はサービス創出の余地を見出した。

一方、サービスが行き届いているグランピングには、海や山に立地するリゾート滞在と経験の内容があまり変わらず、自然体験が少ない。そう考えた。

そしてDAICHIはこの秋に第1弾のプロジェクトをサービスイン。“小屋”は千葉県いすみ市にあり、森に囲まれたリバーサイドの敷地は1045平方メートルの広大さを誇り、そこに建築面積168平方メートルの一軒家が立つ環境にある。寝室と水回り以外は屋外とシームレスにつながり、そよぐ風を感じ、川が流れる音を耳にしながら、ゆったりと過ごすことができる。

テントの代わりとなる建物の建築設計は、谷尻氏が代表を務める「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が担当。東京・渋谷の公園通りにある、アパレルブランドの旗艦店とホテルが併設する「hotel koe tokyo」を一例に、先進的な建築を多く生み出してきた建築集団による“小屋”は、感性を刺激する瀟洒なたたずまい。自然と人工、各々の心地よさが調和したものとなっている。

同じく秋にサービスインする御殿場の小屋は山の高台にあり、富士山の絶景を独占できるイメージで整備中。幅4メートルの広さを持つキッチンは、さながらキャンプ場にある調理場のラグジュアリー版という雰囲気。アウトドアの心地よさと屋内の便利さを兼ね備え、圧倒的な存在の富士山を前にして旬の食材による食事を味わえるという、アウトドア初心者の都会人でも至極の時間を過ごすことができる。

■DAICHI 
https://daichijapan.jp

北アルプスの絶景に癒やされる「白馬岩岳マウンテンリゾート」

世界に誇る北アルプスの眺望を望みながら、フレッシュな緑の世界で休日を過ごしたい。その希望は長野県白馬村内唯一の独立峰、白馬岩岳(標高1289メートル)で展開する「白馬岩岳マウンテンリゾート」でかなう。

ウインタースポーツ好きにとって白馬岩岳は、山頂から東西南北に広がる自然地形を活かしたコースが楽しい「白馬岩岳スノーフィールド」のある山として知られている。そして近年は、冬以外でも白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)の眺望を楽しめるスポットがオープン。春から秋までの期間限定で大自然を存分に楽しめるコンテンツが揃い、ウインタースポーツ好きや登山愛好家ではない人たちからの注目を集めている。

そのコンテンツの一つが白馬岩岳山頂にある「Iwatake Green Park」。山麓からゴンドラ1本でアクセスできる絶景スポットで、大自然の中で“のんびり読書や昼寝”“子どもと天然芝の上を走り回る”といった思い思いの時間を過ごすことができる。

たとえば、山頂付近にあるウッドデッキラウンジでは、チェアに座りながらゆったりとパノラマを堪能。ブナ林に新しく設置された清涼感溢れるデッキテラスには、Wi-Fi環境や電源が整備されていてリモートワークに勤しめる。パーク内にはドッグランがあるため、愛犬と一緒にドライブを楽しみながら訪れ、普段とは異なる楽しい時間をプレゼントすることも可能だ。

北アルプスを見ながら眠りにつきたい。そのような願いをかなえるのが、標高1200メートルの絶景キャンプ場「アルペンアウトドアーズ プレゼンツ 白馬岩岳マウンテンフィールド」。全6区画という限定された環境がスペシャルな滞在を約束する同キャンプ場では、山肌が太陽の光を受けて赤く染まるモルゲンロートや、星が降りそうな満天の夜空の下での焚き火タイムなど、山中にいるからこその時間が待っている。

しかも完全に下界と切り離された空間でのキャンプ体験ながら、サイトは電源が使え、トイレや水場も完備。不便すぎないサービス内容がいい。

ほかにも、大自然をマウンテンバイクで疾走できる爽快感たっぷりの「岩岳MTB PARK」や、北アルプスを一望できる山頂テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」など遊べるメニューの豊富さは舌を巻くほど。10月頃には白馬三山の美しい紅葉グラデーション「北アルプス三段紅葉」を楽しめるシーズンが到来。季節ごとに過ごし方に変化が見えるのも、国際基準の山岳環境にある「白馬岩岳マウンテンリゾート」の懐の深さであり、魅力である。

■白馬岩岳マウンテンリゾート
https://iwatake-mountain-resort.com

上質な海遊びと滞在が備わる「THE CHIKURA UMI BASE CAMP」

日本のコーストラインには、波乗り遊びができる“サーフサイド”に素敵な宿泊施設が少ない。そのため質の良い滞在を優先すれば、波は質が落ちるか滞在先から遠くなり、波の質を優先すれば宿泊施設のグレードが落ちる。サーファーだけなら民宿でもいいが、波乗り遊びをしない家族や友人と行く旅行の場合、往々にして先述した選択に迫られるのだ。

しかし千葉県・南房総市にある「THE CHIKURA UMI BASE CAMP」は、波と滞在のクオリティを備える日本において非常に稀有なビーチリゾート。立地はビーチフロントという抜群の環境にあり、施設は洗練された都会的なデザインを備えている。

敷地内から海を望めるため、サーフィンやボディボードというウォータースポーツが、波次第、気分次第でいつでもできる。ギアを持っていなくてもレンタルがあり気軽にトライすることが可能だ。そこまでアクティブに過ごさなくてもビーチサイドを散歩やウォーキングするだけで気持ちがいい。晴れた朝にはビーチヨガなどもお薦めだ。

また、海のリズムをたっぷり感じながら滞在できるTHE CHIKURA UMI BASE CAMPは“料理を楽しむリゾート”を1つのコンセプトにし、3タイプ全7棟のすべてに幅8メートル以上の広々としたオープンキッチンを備えている。ドイツ製「ガゲナウ」のビルトインコンロや「バーミキュラ」のライスポットなど、調理器具はすべて最先端でプロ仕様のもの。友人や家族と会話を楽しみつつ、地産の海の幸に腕を存分にふるえる環境がある。

そして調理を終えればアウトドアダイニングでのディナータイムへ。日中の陽射しが厳しければ大型パラソルが活躍し、夕暮れ以降に肌寒さを感じれば暖炉に火を入れられる。潮風を肌に感じ、海の音を耳にし、空を見上げれば星空が広がるなか、絶品料理に舌鼓を打てる。

■THE CHIKURA UMI BASE CAMP
https://chikuraumi.basecamp.style

今回紹介した3つのサービスは、すべてを自身で準備する必要がなく、またすべてが準備されてもいない。能動的なアプローチが程よく必要なところに面白さがあり、キャンプ未経験者も思い思いに楽しいアウトドア体験をすることができるのである。

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