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鎌倉市指定文化財に2件 海蔵寺の木造伽藍神像と報国寺文書〈鎌倉市〉

タウンニュース

倚像の1つ「張大帝」

鎌倉市は2月15日、彫刻「木造伽藍神像四軀」(海蔵寺蔵)、古文書「報国寺文書一括」(報国寺蔵)を市指定文化財に指定すると発表した。

伽藍神像は、台に座った倚像2軀と立像2軀。南北朝時代(14世紀後半)に制作されたとみられる。国内で最も古い時期に作られた建長寺の伽藍神像の模刻像と考えられる。

報国寺文書は、340点あり、最も古いものは1308年の太政管符写。近代のものは1904(明治37)年の帳簿。

一方、天然記念物の英勝寺のワビスケと鎌倉宮のオガタマノキの枯死が確認され、指定解除になったと発表した。

これにより、市指定文化財は2増2減の329件。国宝15件、国指定重要文化財等200件、県指定重要文化財等64件と合わせ、市内の指定文化財は608件。

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