学びの多様化学校 諏訪中学校で内覧会
今月1日(水)、上越市諏訪地区に学びの多様化学校「諏訪中学校」が開校しました。来週から授業が始まるのを前に10日(金)に関係者を対象にした内覧会が開かれました。
「学びの多様化学校」は不登校の中学生を受け入れる学校です。旧諏訪小学校の校舎を活用し、上越市に初めて開校しました。名称は上越市立諏訪中学校です。
10日は市議会議員や教育関係者などを対象にした内覧会が開かれ、50人余りが教室などを見てまわりました。
机やいすは、閉校した旧安塚中学校で使われていた木製のものを、テーブルなどは上越教育大学附属中学校で使用されていたものを再利用しています。
生徒が登校後や下校前に使用する「つどいスペース」には、リラックスできるようクッションやハンモック、ぬいぐるみが置かれています。
見学者からは「木を多用している。温かい雰囲気の中で勉強できれば個々の可能性が広がるのでは」と期待する声も聞かれました。
諏訪中学校の教育目標は「ゆたかに生きる」です。上越市全体で不登校などで学べない子どもをゼロにすることを目指しています。
上越教育大学から専門的なサポートを受けるほか、豊かな自然環境が残る地域とも連携して多様な学びを作り出していきます。
不登校だった児童生徒に配慮し、授業時間は通常より短くしているほか、学校行事も生徒の意見を尊重し柔軟に実施することにしています。
初年度は1年生7人、2年生6人、3年生7人のあわせて20人が、上越市内の学校から転入学します。
諏訪中学校の黒田陽子 校長は「中学校の時間割は、時間に追われて進めるのが通常だが、ここは少し離れて自分と向き合いながら自分の学びを進められる。安心して入学して来てほしい」と話していました。
生徒が登校するのは来週14日(火)からで、17日(金)には生徒が内容を考えた転入学セレモニーが開かれます。