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家飲みのつまみにうってつけ!『ピンチョス』の定義は国によって変わる!?

オリーブオイルをひとまわし

家飲みのつまみにうってつけ!『ピンチョス』の定義は国によって変わる!?

バーのメニューなどとして、ピンチョスという名前を聞いたことがあるかもしれない。料理の一種であるとはわかるが、具体的にどんな料理なのか、名前と結びつかない人もいるだろう。そこで本記事では、ピンチョスとはどのような料理か説明していく。ピンチョスを思い出す、あるいは興味を持っていただければ幸いだ。

1.ピンチョスの名前の由来は、食材を固定する串から

ピンチョスとは、料理の盛り付け方の一種だ。ひと口大のパンやチーズなどの上に具材をのせる。そして、串(pincho)を上から刺して固定すれば完成だ。サイズや、食材をこぼしにくいことから、食べやすいのが嬉しい。パーティーなどで人気があるほか、料理の前菜としても親しまれる。

よく使われる具材はオリーブや生ハム、フルーツなどだ。ほかにも、土台、主にパンと相性のよい食材なら何でも使える。たとえば白身魚や肉、オムレツなどがおすすめだ。とくにスペインのオムレツにはじゃがいもが入っているため、食べごたえも十分だ。前菜の位置付けとはいいつつも、具材次第ではお腹を十分に満たすこともできそうだ。

また、ピンチョスはワインとの相性がとくによい。ワイン好きの人は、試す価値がある。スペインバルに行けばほぼ確実にピンチョスがあるし、ホテルなどでの立食パーティーでもよく出る料理だ。名前を知らなかったとしても、わかってみれば意外と身近に感じるのではないだろうか。ピンチョスを見かけたら、ぜひ味わってみてはどうだろうか。

2.ピンチョスは、スペインのバスク地方の名物!

ピンチョスの発祥はスペイン、中でもバスク地方で生まれたという説が有力だ。バスクは美食の街と呼ばれるほか、芸術が盛んで風景も美しく、多くの観光客が訪れる。ピンチョスはバスクの名物で、食事の中でもとくに人気の高いもののひとつだ。主にバルで食べられ、基本的には軽食扱いだ。ワインとピンチョスを軽く楽しみ、その後食事をするのが一般的とされる。

一方で、バルを何軒かはしごしてピンチョスを食べるという文化もあるようだ。ピンチョスは、さまざまな具材をのせられるため彩りもよく、おしゃれな見ためだ。それらもあって、観光客や現地の人々にも人気が出たのだろう。ちなみにスペインでのちょっとした小鉢は一般的にタパスと呼ばれる。ピンチョスは、串を刺した状態で出されるひと口タパスだと考えればよいだろう。

日本のスペインバルなどでもピンチョスを楽しめる。ただ、できることなら本場の味も楽しみたい。もしスペインのバスク地方に旅行することがあれば、ぜひピンチョスを注文してみてはどうだろうか。日本のピンチョスとは違った味付けや具材を楽しめるかもしれない。

3.中南米のピンチョスは、同じ名前でもまったく違う料理?

実は、中南米にもピンチョスという名前の料理がある。肉や野菜を大きな串に刺して焼く、バーベキューの一種といえる料理だ。串を使っているためか同じ名前になってはいるものの、スペインのピンチョスとはまったくの別物といってよい。

具体的にはプエルトリコやベネズエラ、エクアドルなどで親しまれている。食べる際には、串に刺したままかぶりつくことが多いようだ。スペインのピンチョスと比べればマイナーではあるものの、串焼きのピンチョスも食文化として存在していることは覚えておきたい。

このように、同じ名前でもまったく違う料理が存在するのが、食文化の面白さだ。中南米に旅行する機会があれば、現地のピンチョスを味わってみるのもよいだろう。

結論

ピンチョスはひと口サイズに盛った料理で、前菜やつまみにちょうどよい。元々は観光地としても有名なスペインのバスク地方で生まれたとされ、手軽に食べられることや見ための鮮やかさから人気が出たと考えられる。日本でも、スペインバルやパーティーなどで見かける料理だ。中南米には同名ではあるがまったく異なる料理が存在するのも面白い。意識してピンチョスを食べるきっかけになれば幸いだ。

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