ホコリを溜めると寿命が縮む。「ドライヤー」の意外と知らない“ただしいお手入れ方法”
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日使うドライヤー、よく見るとホコリが溜まっていませんか? そのまま使い続けると、ドライヤーの故障につながります。ここでは、ドライヤーを長く愛用するための「ただしいお手入れ方法」についてご紹介します。
吸込口にホコリがどっさり……
ドライヤーは空気を取り込む際に、空気中のホコリを一緒に吸い込むため、使っていくうちに吸込口や吹出し口が汚れます。
ホコリが溜まったままドライヤーを使うと、寿命が縮むだけでなく発熱の原因となるため危険です。
長く愛用するためにも、ドライヤーは定期的にお手入れをして、髪の毛やホコリを溜めない習慣をつけましょう。
ドライヤーのただしいお手入れ方法
用意するもの
・中性洗剤(今回はウタマロクリーナーを使用)
・やわらかい布
・歯ブラシ(使い古しでOK)
・希釈用の水と容器
・ティッシュ
手順1.カバーをはずして吸込口のホコリを取り除きます。
わが家で使っているドライヤーはフィルターがついていたので、壊れないよう優しくお手入れを行います。
ホコリが取りにくい場合は掃除機を使ってもOKです。歯ブラシを使うと簡単にきれいになります。
ホコリが床に落ちないよう、ティッシュをしいて行いましょう。
手順2.吹出口のホコリを歯ブラシで取り除きます
このとき、吹出口を上向きにして掃除するのはNG。
ドライヤーの内部にホコリが入り込まないよう、吹出口は必ず下を向けてホコリを落としましょう。
手順3.希釈した中性洗剤で本体を拭いたら終了
中性洗剤は3~5%に薄めて使います。
やわらかい布を濡らしてかたく絞ったら、
ドライヤー全体をくまなく拭きましょう。
ヘアオイルやスタイリング剤などの汚れをしっかりと落とします。
これで終了です!
月に1回のお手入れがおすすめ
ドライヤーは必ずホコリが溜まるものです。焦げ臭さを感じたら、ホコリが溜まりすぎているサイン。
安全に長く愛用するためにも、月に1回のお手入れを心がけましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア