松たか子、石橋静河、松山ケンイチら映画「ナギダイアリー」ジャパンプレミアに登壇!カンヌ後初イベントで撮影秘話明かす
深田晃司監督の最新作「ナギダイアリー」のジャパンプレミアが8月29日に東京・新宿ピカデリーで開催され、主演の松たか子、共演の石橋静河、松山ケンイチ、深田監督が登壇した。
【写真】映画「ナギダイアリー」ジャパンプレミアに登壇した松たか子、石橋静河、松山ケンイチ、深田晃司監督(全2枚)
本作は第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、現地では約7分間にわたるスタンディングオベーションを記録。すでに15を超える国と地域での公開も決定している。今回がカンヌ国際映画祭後、初となるイベントであり、日本での初上映を前に4人が作品への思いや撮影時のエピソードを語った。
カンヌ国際映画祭に参加した松と石橋は、現地の観客が作品を温かく受け止めていたことを振り返った。一方、カンヌには参加していなかった松山は、撮影以来となる共演者との再会を楽しみにしていたという。
イベントでは、松が松山へフランス土産としてベトナム料理店のフォーをモチーフにしたTシャツをプレゼントしたエピソードも明らかに。松山がフォトセッションでTシャツを披露することになり、会場を沸かせた。
深田監督がオリジナルで脚本を執筆した本作は、完成まで約9年を費やした作品。2016年8月に岡山県奈義町を初めて訪れたことをきっかけに企画が始まり、その後約10カ月にわたり現地で過ごしながら、地域での出来事や人々との出会いを脚本へ反映させていった。
架空の町・ナギのモデルとなった奈義町では撮影も実施。松と石橋は隣同士のロッジで生活し、互いに料理を交換するなど交流を深めた。松山も、親子役を演じた川口和空やその同級生役の藤原聖と撮影外で食事やケーキ作りを行い、役柄の関係性を築いていったという。
本作で松が演じるのは、近くの山から切り出した木で彫刻を作る寄子。役作りでは彫刻家の吉田愛美から指導を受け、デッサンや粘土を使った制作などを経験した。
イベント途中には、その吉田がサプライズで登壇。日本初上映を祝して仙台から駆けつけ、松が演じる寄子をモチーフに制作した木彫作品をプレゼントした。思わぬ贈り物に松も感激した様子を見せた。
「ナギダイアリー」は、東京と台湾で建築家として活動してきた友梨が、別れた夫の姉・寄子のもとを訪れるところから物語が始まる。穏やかなナギでの生活や人々との出会いを通して、日常に小さな揺らぎが生まれていく様子を描く。
キャストには松たか子、石橋静河、松山ケンイチのほか、川口和空、藤原聖、藤間爽子、水間ロン、申瑞季らが出演。監督・脚本を深田晃司が務める。
映画「ナギダイアリー」は9月25日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国ロードショー。