【21坪の平屋実例】ミニマムで豊かな暮らしがキーワード!
最近トレンドになっている「ミニマムな平屋」。ミニマムで豊かな暮らしを送ることで、整理整頓のしやすいスッキリとした空間で毎日を過ごすことができます。しかし、ミニマムな平屋をつくるにはいくつかのコツも重要。そこで今回は、トレンドになっているミニマムな平屋の実例をルームツアーでご紹介!暮らしやすい家に仕上がるコツも解説します。
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敷地面積46坪、延床面積21坪の平屋住宅。家族構成は夫婦と子供1人の3人家族となっています。また駐車場は3台停められるように工夫しており、土地を上手に活用した駐車場づくりも魅力です。
勾配のある土地のため、深基礎の工法を取り入れる
今回ご紹介する実例では、土地に勾配があったため基礎を深くつくる「深基礎」という工法を用いています。土地に高低差がある分基礎を深くつくるため、盤石な基礎に仕上がります。 土地は勾配を完全になくして高さのある部分を下げることで高低差をなくすこともできますが、今回の事例では勾配を用いて日当たりを良くするよう配慮するため、あえて土地の勾配をそのままにしているのです。基礎のつくり方は、かけられる費用や駐車場など外構のデザインによって異なります。自分たちにとって良いと思う選択を行うのがおすすめです。
15帖のリビング
LDKは15帖。畳スペースを設置も含めると17帖となっています。玄関の廊下がそのままLDKにつながる空間となっています。玄関が道路側にある場合、リビングと玄関は仕切るのがベスト。道を通る方に見られてしまう可能性もあるためです。 しかし今回の実例では、玄関が道路側にない奥まったところにあります。そのためリビングと玄関の廊下がつながっていても見られることがなく、広くスペースを確保できるのです。 またLDKの畳コーナーは、生まれたばかりの子どもを昼寝させたり遊ばせたりするちょっとしたスペースとして活用。キッチン付近で親から目の届く位置にすることで、安心して育児ができる空間に仕上がっています。
アイアン×木目がおしゃれなキッチン
キッチンの天板はアルミ、下部は木目とアイアン手すりで仕上げたキッチン。かわいらしさとかっこよさを兼ね備えたキッチンになっています。排気口をキッチンや玄関に設置することで、料理のにおいや玄関の靴箱の匂いなどを排出。清潔な空気環境を保つことができます。
コンパクトなお家の引き戸テクニック
約9帖の子ども部屋は、将来間仕切りを設置して可変性のある間取りに仕上げています。可変性のあるように、5帖と3帖というように部屋の広さを分けている点も特徴です。 この実例の家のドアは、すべて引き戸。21坪という大きさで廊下を設けておらず、最大限各居室を大きくしています。廊下を設けていない場合、開き戸であれば各居室に移動する際にぶつかる可能性もあります。つまり開き戸の動線の場合、扉同士で干渉してしまうのです。
まとめ
今回は、21坪の平屋実例をご紹介しました!家づくりのちょっとした工夫で、暮らしやすい空間に仕上がることが分かりましたね。 ぜひ多くの実例を参考に、自分だけの家づくりを行ってみてください。