【夏の最強・和スイーツ】テイクアウトできる、あんみつの名店3選
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンなどイチオシな情報をお届けする番組。今週はTBS良原安美アナからの生活情報!
良原:私、あんみつが大好きで季節を問わず食べるんですが、あんみつといえば、夏のイメージですよね?ただ、お店で食べようと思うと人気店は行列必至!並ばずにテイクアウトできるあんみつを3つご紹介!あんみつといえば、あんこ、寒天、蜜が基本ですが、そこに店ごとの工夫がされていますよね。
私が思うに、大事なのはバランスです!寒天のおいしさとあんこと混ざり合い。
寒天のおいしさを求めるあまり自分に作ることもあります。
私としては、食べる順番も大事です!(もちろん個人の自由ですが・・・)
・まず、見た時に組み立てる
・蜜を食べる前にひとくち~蜜をかけてひとくち
・求肥は2つ入っているなら、そのままで食べる&蜜と汁に浸った後のものと2パターンの味わい方をします。
<あんみつの歴史>
▼ちなみに、あんみつの発祥ですが、明治時代に創業した甘味処「銀座若松」と言われています。
・昭和5年1930年、お汁粉屋として営業していましたが、常連客から「お汁粉よりもっと甘いものが食べたい」と要望を受け、2代目が、みつ豆に自家製のこしあんをのせ、あんみつができたそうなんです。
※「銀座若松」は去年12月に惜しまれつつも閉店。
※江戸の屋台で売られていたお菓子が明治期に「みつ豆」
上野公園前 あんみつ みはし!
▼昭和23年、創業の老舗。
本店がある不忍池近くの3つの橋が名前の由来だそうです。
▼みはしのあんみつの構成は・・・
あん、蜜、寒天、赤えんどう、求肥、みかん
~北海道十勝の小豆を使ったあんこ、沖縄の黒砂糖を使った蜜、
~寒天は、伊豆諸島や静岡県でとれた天草をブレンド。海藻くささをおさえ、ほのかに残る海の香りがポイント。
▼店舗は、上野の本店のほかに、上野に3店舗、池袋、船橋、北千住などにお店があります。
※きのうスタッフが、「東京駅一番街店」に購入しに行った時は、イートイン20人ほどの行列ができていたそうです。テイクアウトはすぐに購入できました。
「あんみつ みはし」のテイクアウト。
通常の「あんみつ」は税込み480円。「白玉あんみつ」は税込み600円。
イートインの場合は価格が変わってきますのでご注意ください。
銀座 鹿乃子
▼こちらも昭和21年創業の老舗の甘味処。「かのこ」という和菓子が看板商品ですが、あんみつも何種類か販売しています。
▼喫茶と売店があった本店は2020年に閉店となりましたが、銀座三越の地下2階に入っている店舗とオンラインストアで商品が購入できます。
▼鹿乃子のあんみつの構成は・・・
あん、蜜、寒天、求肥、(バイン)、(チェリー)、(栗?)特徴はなんといっても、あんこが「つぶしあん」なこと。あんみつのあんこは、こしあんがほとんどですが、珍しいつぶあん。
「銀座 鹿乃子」のテイクアウト。
つぶしあんの「鹿乃子あんみつ」、こしあんの「あんみつ」。ともに税込み594円。銀座三越の店舗と、オンラインストアで購入できます。
京甘味 文の助茶屋 白玉あんみつ
京都の老舗「文の助茶屋」。
わらび餅と甘酒が有名なお店なのですが、あんみつもおいしいんです!
▼京都ということで、
こちらはテイクアウトではなく、オンラインストアで京都から取り寄せ。
・以前は横浜にも支店があったんですが閉店してしまいました!
▼お店は、上方の落語家二代目・桂文之助が明治42年に始めたそうです。
▼「文の助茶屋」のあんみつの構成は・・・
・あん、蜜、寒天、白玉と、昭和の初期から変わらないシンプルな組み合わせ、だそうです。
・天草のシャキッとした食感の寒天、
・ていねいに炊き上げた北海道産の大納言小豆
・もち米を使用した白玉。
・特製の沖縄波照間産の黒糖を使ったオリジナルの黒みつ
「文の助茶屋」の白玉あんみつは、税込み464円。
1個からお取り寄せできます。6個セットですと、2784円です。
「抹茶あんみつ」も人気商品だそうです。
番組ではオンラインストアでお取り寄せしましたが、名古屋にも支店がありますので、京都や名古屋に行った際にはぜひお立ち寄りください!
あんみつを食べて、夏を満喫してください!
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)