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“まさに私を象徴する作品” ロバート・エガース監督が物語の原点を語る特別映像公開『ノスフェラトゥ』

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“まさに私を象徴する作品” ロバート・エガース監督が物語の原点を語る特別映像公開『ノスフェラトゥ』

ロバート・エガース監督の最新作『ノスフェラトゥ』が、2025年5月16日(金)に公開。監督自身が物語の原点を語る特別映像が公開された。

「10年以上構想を練っていた、まさに私を象徴する作品」

この度、ロバート・エガース監督が、約10年に及ぶ構想を経て映画化された本作の原点について語る、特別映像が到着した。幼い頃、F・W・ムルナウ監督の映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』を観たエガース監督は、すぐに吸血鬼の魅力にとりつかれ、人間の本質や過去に思いを巡らせていたという。高校時代には、『吸血鬼ノスフェラトゥ』を自身の手で舞台化。セリフはテロップで表示し、衣装やメイクも白黒にするこだわりようで、彼らの舞台は芸術監督エドワール・ラングロワの目に留まり、実際に劇場でも上映された。そんな当時の経験が映画監督を目指すきっかけになったと、原体験を語っている。

「10年以上構想を練っていた、まさに私を象徴する作品」とエガース監督が語るように、作品に思い入れが強い分、自分らしさを突き詰めるのに苦労があったようで、「オルロック伯爵や、エレンの背景を固める必要があった。シンプルなおとぎ話を異なる視点で描くために」という。ムルナウ版『ノスフェラトゥ』では描ききれなかった、主人公エレンのバックボーンが加わっているのも見所だ。

最後にエガース監督は、「映画が本当に完成して公開されるなんて信じられない。皆の反応が怖いけど、楽しんでもらえると嬉しい」と観客にメッセージを送っている。映像の中には、本格的なホラーは初出演ながら圧倒的存在感を放つリリー=ローズ・デップをはじめ、エガース監督とは3度目のタッグとなるウィレム・デフォーの撮影中の姿も。エガース監督の執念に近い思いが実を結んだ映画『ノスフェラトゥ』が、ついに公開。徹底的なリサーチと、リアルにこだわり抜いた演出が、かつてない恐怖を呼び覚ます本作を、是非スクリーンでご覧いただきたい。

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