関西弁!意味が難しい関西の言葉ランキングTOP20…いらう、なんしか、水屋などランクイン
日本にはたくさんの方言がありますが、その中でも耳にする機会が多い関西弁。テレビなどでも普通に使われていますが、ときどき「ん?」って思う言葉もありますよね。そんないまいち意味がわからない関西弁ワードのランキングです。関西弁の謎、ぜひチェックしてください!
1位に輝いたのは…!
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【関西弁!意味が難しい関西の言葉ランキングPart2【2021年版】】
第1位 いらう(触る)
第2位 水屋※みずや(食器棚)
第3位 なんしか(とにかく)
(4位以下は『ランキングー!』サイトに掲載中)
調査方法:10~60代の男女(性別回答しないを含む)11756人を対象に、株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計。
肯定形で使われることが少ない不思議な言葉!1位はいらう(触る)!
<投票者のコメント>
「正直初めて聞く言葉」
「『イライラする』かと思っちゃうね」
「関西人の同僚が使っていてうつってしまった」
「いらう」とは「触る」を意味する関西弁なんですが、なぜかあまり肯定形で使われるシーンが少ない不思議な言葉。「いろたらあかんで」(=触ったらダメですよ)「いらわんといてや」(=触らないでください)みたいな言い方でお父さんお母さんから注意されたことがある関西人、きっと多いはず。考えてみると「いらう」っていう言葉、そーっと触るっていうよりも、少々雑に触るっていうニュアンスがあります。方言ってその地方の生活が反映されていて、ホント面白いですね。
茶道用語から転じて関西では今も使われています!2位は水屋※みずや(食器棚)!
<投票者のコメント>
「実際水屋にしまっておいてと言われても絶対分からない」
「みずやが食器棚とは。みずに関係してるのを想像でシンクとかかな?と思ってしまう」
「水を売ってるお店みたい」
もともと水屋という言葉は茶道用語に由来していて、茶室のとなりにある茶道具や水仕事をする設備を指します。つまりキッチンですね。茶碗などを置くための棚があり、それが転じて食器棚を指すようになりました。水屋箪笥という言葉もあって、まさに食器棚のこと。古くは国内でも広く使われていた言葉のようですが、現在は関西弁のひとつとして年配の方が今でも日常的に使う言葉になっています。
関西人ががんばっているときに使う言葉です!3位はなんしか(とにかく)!
<投票者のコメント>
「もし言われたら、えっ?と返しそう」
「一文字もあってないので想像が出来ない」
「風の谷の?」
「なんとしてでも」の関西弁活用形と言えばご理解いただきやすいでしょうか。普段マイペースな関西人が「なんしかやるねん!」(=なんとしてでもやりとげる!)って言ってる時は、とにかく必死のパッチ状態でがんばっていると思うので、あたたかく見守ってあげてください。やわらかい印象の言葉ですが、熱意や決意の込められた熱い関西弁なんですよ。
4位以下は必死のパッチ(必死になること)や、やんぴ・やんぺ(やめる、抜ける)、アテ(おつまみ)などがランクイン!
4位以下のランキング結果もぜひご覧ください!