“三ツ矢サイダー発祥の地”川西に「CO₂を食べる自販機」が登場 脱炭素社会の実現に貢献 川西市など
脱炭素社会の実現を目指した「CO₂を食べる自販機」が、2026年5月より能勢電鉄の「多田駅」「山下駅」「日生中央駅」の3駅に登場しています。
アサヒ飲料株式会社が開発したこの自動販売機は大気中の二酸化炭素(CO₂)を吸収する機能を持ち、1台あたりの年間CO₂吸収量は、自販機の稼働に伴う電力由来のCO₂排出量の最大20%に相当するとされています。
これは、樹齢56年以上のスギ約20本分の年間吸収量と同じ量です。
吸収したCO₂はアスファルトやコンクリートなどの工業原料に活用され、CO₂の固定化や海中の藻場造成など、環境負荷低減に貢献します。アサヒ飲料はこの技術について特許を取得しており、2026年3月末時点で全国で6,000台以上が設置されています。
能勢電鉄は、これに先立ち三ツ矢サイダー発祥の地としての歴史を持つ「平野駅」に2025年4月から同自販機を設置。
平野にある「三ツ矢サイダー発祥の地」は、1884年に「平野水」として販売された炭酸水を起源としています。同社では、駅に設置することで利用者が環境問題に意識を向ける機会を提供するとともに、地域の魅力発信にもつなげていきたいとしています。
三ツ矢サイダーのルーツと環境保全が結びついたデザイン自販機、街歩きの楽しみが増えそうですね。