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犬は何時間まで留守番できるの?NGな時間や帰宅後のケアを解説

わんちゃんホンポ

犬は何時間まで留守番できるの?

犬がどのくらい留守番できるかは犬種、年齢、性格などによって個体差があります。そのため「何時間までなら大丈夫」とは一概には言えません。とはいえ一応の目安はありますので、ライフステージごとに解説していきます。

1.子犬期(1歳未満)

子犬が留守番できるようになるのは、生後3ヵ月くらいからです。この時期から少しずつ留守番のトレーニングを始めていきます。

子犬にいきなり長時間の留守番をさせてしまうと、分離不安(飼い主がいなくなると大きな不安やストレスを感じて、問題行動や体調不良を起こすこと)になるケースがあります。そのため留守番のトレーニングはごく短時間からスタートして、少しずつ時間を延ばしていくことが大切です。

子犬期は食事や排泄の回数が多く、またさまざまなしつけやトレーニングを行う大事な時期でもあるため、3〜5時間までが留守番の目安となっています。

生後6ヵ月以上になれば、5時間以上の留守番も徐々に可能になってきます。しかし長時間ひとりぼっちにされることは子犬にとって大きなストレスになるので、6時間以内にとどめたほうがいいでしょう。

2.成犬期(1歳〜7歳)

成犬の留守番は、6〜8時間までが目安です。留守番のトレーニングをした1歳以上の成犬で、室内でトイレができ、快適に留守番できる環境が整っているのであれば、最長で12時間まで留守番できると言われています。犬の精神面への負担を考え、12時間以上の留守番は避けましょう。

また外でしか排泄できない犬は、長時間の排泄の我慢がストレスになったり、膀胱炎の原因になったりする恐れがあるため、留守番の限界は6時間です。6時間以上留守番させるのであれば、室内のトイレでも排泄できるようにトレーニングが必要になります。

3.シニア期(7歳以上)

シニア期といっても、介護の必要がない元気なシニア犬もいれば、介護の必要な寝たきりのシニア犬もいます。

前者の場合は、成犬と同程度までの留守番が可能とされています。とはいえ、体調が急変するリスクのある年齢ですので、留守番時間はできるだけ短いほうが望ましいです。後者は自力で水を飲めないため、長くても2時間が限界でしょう。

帰宅後のケアの仕方は?

飼い主さんが帰宅すると、吠えたり飛びついたりしてお出迎えする犬は多いです。飼い主さんが帰ってきたことが嬉しくて、興奮してしまうのです。

飼い主さんも熱烈な歓迎ぶりが嬉しくて、撫でたり声をかけたりしたくなるでしょう。でも興奮状態の犬に構ってしまうと、犬の興奮を助長してしまうことになります。喜びの興奮であっても、過度な興奮はストレスになったり、制御不能になったりするので注意が必要です。

では、どうしたらいいのでしょうか?帰宅後、愛犬が興奮している場合は相手にしないようにして、まず手洗いやうがい、着替えなどを済ませてしまいましょう。そして愛犬が落ち着いたらたっぷりコミュニケーションやスキンシップを取って、留守番の労をねぎらってあげましょう。

その時はスマホやテレビを見ながらではなく、しっかり愛犬と向き合うことが大切です。おもちゃで遊んだり散歩へ行ったりするのもいいですし、ゆっくりとマッサージやブラッシングなどをしてもいいでしょう。

まとめ

犬は基本的に留守番が得意ではありませんが、一緒に生活していく上で留守番を避けることはできません。そのため、少しずつ留守番のトレーニングをしていくことになります。長時間の留守番に慣れても限界はあるので、それを超えないようにしましょう。

もし限界以上の留守番をさせなくてはならない場合は、ペットシッターに依頼したり、知人や家族、ペットホテルなどに預けたりする必要があります。

たとえ上手に留守番できる犬でも、大好きな飼い主さんと離れる時間は不安で寂しいはずですので、帰宅後のケアを忘れないようにしましょう。そのケアは、愛犬が落ち着いた状態で行うことが大切です。


(獣医師監修:平松育子)

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