ゴーヤはワタも種も取らないで!『捨てないレシピ』著者が教える、おいしい食べ方
『捨てないレシピ』著者のおすすめ。ゴーヤのワタごとカレー揚げ
調理時間:20分
栄養豊富なゴーヤのワタや種をおいしくいただくのにおすすめなのが、揚げ調理です。特にワタは揚げるととろっと、口の中でとろけるおいしさになるんです。苦みもほとんど気にならず、はじめて食べる人は驚いてしまうはず……。ぜひ一度、お試しください。
材料(2〜3人分)
ゴーヤ:1本(250g)
A
砂糖:小さじ2杯
しょうゆ:大さじ1と1/2杯
にんにく(すりおろし):小さじ1/2杯
片栗粉:大さじ4杯
カレー粉:小さじ1杯
サラダ油:適量
コツ・ポイント
ワタはスポンジのように調味料を吸うため、調味料を染み込ませるとおいしく仕上がり、苦味がやわらぎます。
衣をつける前、ゴーヤからでる水分をふきとることで、カラッと揚がり、苦味がやわらぎます。
作り方
ゴーヤを輪切りにする
ゴーヤはワタごと幅1cmの輪切りにします。
下味をつける
バットにゴーヤを並べ、Aを合わせたものをかけます。調味料を全体に行き渡らせ、5~10分置きます。
水気をとり片栗粉とカレー粉をまぶす
ゴーヤからでる水気をふきとり、片栗粉とカレー粉をまぶします。
揚げ焼きにする
フライパンにゴーヤが半分以上漬かるくらいの油を注ぎ、中火で熱します。油が温まったら、3を入れ両面をこんがりと揚げます。
火加減は弱火~中火の間くらいです。
油を切り器に盛る
油を切り、器に盛り付けます。
ゴーヤのワタはとろとろ、種はパリパリに仕上がる!
ゴーヤのワタは「苦くて食べられない」と思い込み、つい捨ててしまう人も多いかもしれません。けれども、揚げることで苦味は驚くほどやわらぎます。
まるごと揚げるのはもちろん、ワタだけを揚げてもおいしくいただけます。揚げるとワタはとろとろ、種はパリパリに仕上がるので、ぜひ捨てずに活用してみてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
ライター:小嶋絵美(フードライター / 管理栄養士)