山田涼介、渡邊圭祐のBTSダンスにダメ出し「ハプニング映像」
Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』の公開記念舞台あいさつが21日、都内の劇場で行われ、山田のほか、本田翼、ディーン・フジオカ、舘ひろし、蓮佛美沙子、本郷奏多、渡邊圭祐、メガホンをとった曽利文彦監督が出席した。
荒川弘氏による人気マンガを原作に2017年12月に公開された実写映画の続編。山田や本田らキャストが続投したほか、新たなキャストを迎えて最終話まで描き切る。続編映画は二部作で構成され、「復讐者スカー」では国家錬金術師だけを抹殺する男・スカーとの対決、6月24日に公開される「最後の錬成」では国家を揺るがす巨大な陰謀を描く。
「いまだから言える撮影中のエピソード」を聞かれた山田は、「撮影当時なべちゃん(渡邊圭祐)がBTSの曲を現場ですごい踊っていた。でも、めちゃめちゃ下手だったんですよ。俺の中でだいぶハプニング映像だった」と暴露。「踊れるようになった?」と聞かれると、渡邊は「もちろん!」とニンマリ。ダンス披露をリクエストする拍手が沸き起こると、「いやいやいや…ダメですよ。仕事なくなる可能性がある(笑)。山田くんの心の中だけで……」と回避していた。
一方、渡邊は山田とのほっこりエピソードを告白した。「撮影中の11月は僕の誕生日月だったんですが、誰にも言わずにひっそり行こうと思ったけど現場に入ったらすぐさま山ちゃんが来て、『誕生日でしょ?』って紙袋だけ残して去っていった。財布がほしいと誰にも言っていないのに、プレゼントは財布だったんですよ。なんでわかるんだろう?スターは違うなって…。芸能界を感じた」と憧れの眼差し。
すると山田が「僕もこの前の誕生日、なべちゃんに久しぶりに会ったらスッと来て『誕生日でしょ?』ってお返しされた」と嬉しそうにプレゼント交換を報告。渡邊は「スターになりたくて、気持ちだけでも」と照れくさそうに語った。
舞台あいさつではキャストのリレー質問を実施。山田から渡邊に質問する場面では、山田が「なべちゃんはハガレン1作目のときこの仕事をやっていなかったと言っていたけど、ハガレンの撮影は特殊でグリーンバックが多い。2作目から参加して新鮮だったと思うから、この撮影で1番驚いたことを聞きたい」と尋ねた。
渡邊は「なんだろうな〜」と迷いながらも、「特殊な現場なので気持ちを作るのがどうしても難しい瞬間があった。でも、待機時間中みんな役のままでいるし、プライベートの話をしていてもそこにキャラがいる。自分は気持ちがきれそうになると一旦、山田くんのエドを見て世界観を戻してもらった。これがプロかって学んだ」と語った。
また、本郷から山田への質問の順番になると、本郷は「山田くんって……年収いくらなの?せめて納税額だけでも」とド直球。山田が「やめなさいよ」と諭すと、急にトーンダウンし「じゃあ好きな女性の仕草は?」とした。山田は「急に?映画と全く関係ないけど…」と戸惑いながらも、「よく言うのは恥ずかしがらずに口を大きく開けて笑う人。上品に笑うより心から笑っている姿にキュンとする」と答えていた。