心ときめくぷるぷる感!思わず見とれる“まんまる”ムース【en.】富山市にオープンした話題のパティスリー
2026年4月、富山市に誕生した「en.(えん)」。オープン直後からSNSで話題になっているパティスリーです。
オーナーは約10年間、製菓の専門学校で講師を務めた経歴の持ち主で、その技術が詰まった洋菓子は味はもちろん見た目の美しさも特徴的。ふわっとやさしい口どけで、食べる人を魅了します。
2026年4月 富山市の住宅街にオープン
パティスリーen.が店を構えるのは富山市石金。小学校すぐそばの静かな住宅街で、近くには車通りの多い県道や富山地方鉄道・不二越上滝線も走っています。
目印は黄色の外壁。パッと目を引くものの、やわらかい色合いでまちに自然に溶け込んでいます。
やわらかなぬくもり感じる洋菓子店
店内はすっきりとシンプルなしつらえ。無機質でおしゃれなインテリアをオレンジ色の照明がやわらかく包み、自然なぬくもりを感じます。
「オレンジ色が好きなんです」と教えてくれたのはオーナーの谷内さん。
約10年間、製菓の専門学校で講師を務めたあと、念願だった自分のお店をオープンさせたそう。
店内がシンプルだからこそ、ショーケースの鮮やかな存在感が際立ちます。中には色とりどりのケーキやムースなど10種類ほどのスイーツが並び、見ているだけでワクワクしてきます。
カウンターには焼きたてのマドレーヌやフィナンシェも。甘い香りがふわりと漂ってきて、その気はなかったのについ「これもお願いします」なんて頼みたくなるかも。
ひとつひとつ丁寧に…食感も味わうスイーツ
人気ナンバーワン “美しすぎる”まるいムース
鮮やかなスイーツの中でも、ひと際目を引くのがつるんとしたフォルムのムース。
店名の「en.」にも通じるまるい形で、装飾は控えめながら穏やかな曲線美とツヤツヤ輝くコーティングが独特の存在感を放っています。
早ければ午前中に売り切れてしまうこともあるほどの人気商品なんだとか。
ふわふわのスポンジの上にピスタチオのムース、その中にはフランボワーズのジュレとムースショコラが重なっています。
口に入れるとぷるんとした食感が伝わり、すぐにふわりと溶けていくよう…。ピスタチオの豊かな香りが鼻から抜けたあと、フランボワーズの華やかな酸味が追いかけてきて、後味はさっぱり。
こちらはいちごのムース。ショートケーキを甘酸っぱいムースで包み込んだような仕上がりです。
写真では伝わりにくいですが、とにかくぷるぷる! 谷内さんによると、重たくなりすぎないよう、ゼラチンの量を少なめにしてスッととろける口どけを作り出しているのだそう。その余韻を求めて、ひと口、またひと口と、どんどん食べ進めてしまいます。
サクサクッ! 軽い食感が魅力の焼きたてパイ
ムースと並んでおすすめなのが、フランス語で「スリッパ」という意味の「ショーソン」。半月型の形がスリッパに似ていることからその名前がついたフランスの伝統的なパイ菓子です。
手織りのパイはサクサクの軽い食感で、焼きたての香りは格別。りんごのコンポートを入れたアップルパイが一般的ですが、en.では季節によって中身が変わるのだそう。何度も足を運んで食べ比べしたくなりますね。
繋がる“縁”を大切に
実は、まるいのはムースだけではありません。
ショートケーキやタルトの上にのったイチゴの形もよく見ると丸。しぼったクリームも丸っぽい形。シュークリームもコロッとまんまる。ほかにも、多くのスイーツが円形をモチーフにしています。
「ここに至るまでたくさんの人に支えてもらいました」と、谷内さん。店名の「en.」は人との“縁”を“円”の形でつないでいく、そんな想いが込められているのです。
角のないやさしい丸みのお菓子は見ているだけで優しい気持ちになれそう。
「人が集まって円になるように、愛される店になれたら」(谷内さん)
お菓子を通して生まれる縁がどんどん広がり、新たな縁を結ぶ…。そんなぬくもりを感じられるパティスリーです。
【en.】
住所 富山県富山市石金1-6-23
営業時間 10:00~18:00
定休日 水・木曜日