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自粛生活を送らないこと=”不謹慎”なのでしょうか?災害派遣から帰ってきた私がビックリしたこと|東日本大震災から学ぶ、元自衛隊員が描く“こころの防災”#9

Sitakke

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いつ、どこで発生するかわからない災害。心構えはどのくらいできていますか?

この連載では、わたしたちの大切な命、そして“こころ”を守るための知恵を、実体験を題材に作成した漫画を通し、お届けします。

連載担当は、札幌在住の二児の母・イラストレーターのヤマモトクミコさん。
ヤマモトさんは、元海上自衛隊員で、入隊1年目に、東日本大震災の支援に従事しました。

海上自衛隊員として護衛艦に乗り、炊き出し、救助者の支援、燃料や真水の提供、救助者や遺体の捜索など様々な支援をしていたという、ヤマモトさん。現場にいた女性隊員はわずか。「だからこそ“女性視点”での支援がとても大切だと感じた」と、当時を振り返ります。

→前回の話:非常時に「水筒」が思わぬ活躍!東日本大震災から学ぶ、元自衛隊員が描く“こころの防災”#8

第9話:”被災”していない私たちが、被災地のためにできることって?

あとがき

私が災害派遣に行って感じたことは、「当たり前の日常」のありがたさ。
どこでどんな災害が起きるのか、それはいつなのか…そして、人生の中で自分が”被災”を経験することがあるのか。
予測することは難しいですよね。

だからこそ、当たり前の日常を楽しみ、そのありがたさを時折噛みしめながらも、”もしも”のときの心構えをしておいてほしい。そんな思いを胸に、この漫画を綴っています。

***

漫画:ヤマモトクミコ
北海道・札幌市在住のイラストレーター。2010年に、海上自衛隊入隊。入隊1年目で東日本大震災の支援に従事。約10年間、自衛隊員として全国各地を飛び回る日々を過ごし、結婚・出産を経て、退職。独学でイラストレーターに。2児の母。

Instagram:@studio.kimi_cony
X:@kumiko_illust

編集:Sitakke編集部 ナベ子

【参考】イラスト作成時の写真資料として
海上自衛隊ホームページ

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