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アーティスト・声優の山崎エリイさんが趣味の“紅茶”について綴るコラム連載「Erii Salon」【第11回:夏の癒やしと紅茶デザート】

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

アーティスト・声優として活躍する山崎エリイさんが、趣味の「紅茶」をテーマに綴るコラム連載「Erii Salon」。

日常的に紅茶を嗜みつつ、紅茶アドバイザーの資格も所持している山崎さんが、各月のテーマに沿って紅茶の魅力をお届けします!

第11回のテーマは、「夏の癒やしと紅茶デザート」。

今回のコラムでも、前回に引き続き夏をテーマに綴っていただきましたが、前半では山崎さんが愛してやまないチョコミントをフィーチャー。今でこそ自他共に認める“チョコミン党”の山崎さんですが、実は幼少期は苦手だったそう。そんなチョコミントを好きになったきっかけや魅力について熱弁いただきました。

さらに後半では、この時期にピッタリの紅茶デザートをご紹介。読んでいるだけで涼を感じる、山崎さんの夏ならではの楽しみをぜひお楽しみください。

前回はこちら

【写真】山崎エリイが“紅茶”を綴るコラム連載「Erii Salon」【第11回:夏の癒やしと紅茶デザート】

夏の癒やしと紅茶デザート

ついに今年も待ちに待ったチョコミント強化期間が始まりました!

年々特集やフェア、新商品が増え、フレーバー投票では上位に入る程人気が高まってきているチョコミント。

私も大のチョコミント好きでして、今年7月上旬時点で食べた商品は40種類以上。

コラムが公開される頃にはもっと増えていそうな予感がします。

元々性格的に好きな物はとことん長く深く好む傾向にあるのですが、まさかここまで虜になるとは想像もしておりませんでした。

というのも小さい頃は「チョコミント=苦手な食べ物」として捉えていて、初めて食べたときは甘さと清涼感が同時に口の中に広がるなんとも独特な味わいに『なんだこれは…』と思ったまま無言でそっと家族に渡した記憶があるくらい…笑

そんな出会いから数年後。
高校生の頃だったでしょうか。

強い日差しが照りつける夏の日、移動中に見つけたセブンティーンアイスの自販機の中で爽やかな色味をしていたチョコミントのパネルがふと目に止まり興味本位で何気なく購入したのですが、これが想像以上に美味しくて。

食の好みは変わるとはいっても、そもそも苦手と認識している物を自ら選ぶこと自体がそうそうないため、今でも不思議な再会だったなぁと思います。

そしてその日を境に率先的にチョコミント商品を探し求め、いつしか持ち物もミントカラー化し、お仕事関連でもチョコミントをイメージした衣装やグッズを制作していただいたりとあっという間に"チョコミン党"と呼ばれるチョコミント愛好家になりました。

(文章に起こすと影響の大きさがより顕著になって少し怖くすら感じます...笑)

とはいえ世間的にはチョコミントというと非常に好みが分かれやすいフレーバーとして有名ですよね。

ですが食べ比べてみると意外と風味の幅が広いといいますか、バランスによってはライトで食べやすいものもあるなと思うことがあります。

例えばチョコレート専門店が作るドリンクはチョコレート比率が高いため、ミントのスースー感は穏やかに作られていることが多い。

こちらは今年登場したリンツのショコラドリンク。

ホワイトチョコレートが使われているのでよりマイルドな味わいに感じられました。またトッピングのパリパリとした食感がアクセントになり、見た目のお洒落さだけでなく満足感も兼ね備えたとてもリフレッシュできる一杯でした。

基本的にドリンク→アイス(冷たいもの)→常温のものの順でミント濃度が上がる傾向にあるので、レベル別にチャレンジしてみると『案外いける!』な出会いがあるかもしれません。

まだ足踏みしているという方も、もし機会がございましたら徐々に試してみてくださいね。

そして私とチョコミント仲間になっていただけましたらとっても嬉しいです。笑

まるでチョコミントのコラムのようになってしまいましたが、後半ではいつも通り紅茶のお話を中心に綴っていきたいと思います。笑

今月のErii Salonは暑い季節であればあるほど沁みるオススメの紅茶デザートをピックアップしてみました!

訪れたのは『ティースイーツラボコンテナート』。

優れた品質故に世界中の一流ホテルで取り扱われているドイツの老舗ブランド『ロンネフェルト』を提供している、日本でも数少ない“ロンネフェルト認定紅茶販売店”です。

こちらでは紅茶の魅力を伝えるために開発されたとあるデザートがとっても有名!

もしかすると先程のお写真で既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんね…。

なんと!!

こんなにボリューミーな紅茶のかき氷がいただけます!

画面越しでは中々伝わりにくいのですが、仮に効果音をつけるとしたら『どーーーん』という音がぴったりな圧倒的大きさ。

そしてドーム型に形成された絹糸のような氷がとても綺麗です。

今回私が選んだかき氷は『基本のロイヤルミルクティー』

ミルクティーに合う茶葉として親しまれているアッサムのシロップがたっぷりとかけられているのですが、鼻に抜ける香りが良く、冷たくてもしっかり舌に伝わる程に紅茶特有のコクが感じられる仕上がりで“紅茶風”ではないことがすぐにわかります。

またとろみのあるふんわり甘いホイップは上部だけでなく内側にも隠れているため、後半になるにつれて味が単調になるどころかミルキーなまろやかさを更に感じられ、これまた美味しい。

口溶けのよい氷のおかげで、熱を持っていた体が食べ終わる頃には適度にひんやりとして身も心も癒されました。

ちなみにこの他にも、旬の果物をふんだんに使った季節限定かき氷メニューやスコーンと紅茶のセットなどメニューも豊富。

店内にはロンネフェルトティーが壁一面に並べられており、ちょっとしたお土産を購入する為に利用される方もいらっしゃいます。

一流の紅茶をカジュアルに楽しめるお店となっておりますので、ぜひ気軽に足を運んでみてくださいね。

日に日に気温が上がる一方ですが、皆さんもあまりご無理なさらず、時には涼やかな体験を交えながらこの夏を乗り切っていきましょう!

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