できるようになってほしい!整理整頓、スケージュール管理、身支度…どうサポートする?専門家の工夫【自立・外出編】
監修:井上雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授/LITALICO研究所 客員研究員
580個以上の工夫をまとめた専門家監修「親子のヒント」
お子さんを育てていると、伝え方や関わり方に悩んでしまうことが多いですよね。そんなときに役立つ580個以上の工夫をまとめた専門家監修「親子のヒント」。それぞれの困りごとに対応した子育ての工夫や教え方の工夫をご紹介しています。
今回は持ち物管理や整理整頓、やることの優先順位のつけ方、身支度、こだわりなど「自立・外出」についての困りごとへのヒントをまとめました。
持ち物の管理、やるべきことを後回しにしない、こだわりなどにどう対応すればいい?
片付けができない! そんなお子さんだけでなく、大人の方にもきっと役立つ整理整頓の方法をお伝えいたします。
その時に思いついたことしかやらず、大事なことは後回し……そんなときは、「優先順位の整理の仕方」に注目しましょう!
お子さんの自立を考えて、自分でできることは自分でしてほしいのに、目を離すとぼーっとしていたり、遊んでしまう……そんなお困りはありませんか? お子さんが自分から行動できるような仕組みを考えていきましょう。
カレンダーを使って、今日の日付や予定を自分で確かめられるようになってほしい! そんなときにお家ですぐにできる対応法をお伝えします。
「同じ道順でないと気がすまない」など「いつも○○しないと気がすまない」というこだわり、どう対応すればいいでしょうか?
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未就学の身辺自立から、中高生の自立に向けたスキルまで580個以上の工夫 を用意しています。
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現場で用いられる考え方や視点をもとに家庭でできる工夫をご紹介!
「鏡文字になってしまう」「発音が不明瞭」「一方的に話してしまう」など、具体的な困りごとに応じた工夫をご紹介しているので、どの年齢のお子さんにも参考にしていただけます。
1つの困りごとに対し3つの工夫をご紹介しているので、お子さんに合った工夫のヒントになります。
専門家からの実践時のアドバイスもご用意。お子さんに合わせて工夫をアレンジするときに必要な視点を、分かりやすく解説しています。
ぜひご活用ください!
発達が気になるお子さまが利用できる、全国の施設情報が検索できるコーナーです。
お住まいの地域にある発達支援施設などを探すことができます。
発達が気になるお子さんの保護者さま向けサービス『発達ナビPLUS』では、オンラインで医師・心理士など発達支援にかかわるさまざまな専門家と繋がり、個別相談やライブ配信、動画、教材などを通して、子育てをサポートします。
LITALICOジュニアは、発達が気になる0~18歳のお子さま一人ひとりに最適な学び方と環境を提供し、それぞれに応じた指導を行う教室です。お子さまの未来の可能性を拡げられるようにサポートします。
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。