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LustQueen第二章、結那・月音こなが紡ぐ新たなストーリーの始まりを見た

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LustQueen

LustQueen「The story resumes」2026.05.09(sat)吉祥寺CLUB SETA

LustQueenの単独ライブ『The story resumes』が5月9日、東京・吉祥寺CLUB SEATAにて開催された。

今年2月に新メンバー・月音こなの加入を発表し、結那とのツインボーカル編成での第二章が始まったばかりのLustQueen。ライブとしても昨年7月の東名阪ワンマンツアー『RAISE A FLAG』以来となり、新体制となった彼女らがどんなステージを見せてくれるのかと、昼夜2部制のライブに大勢のファンが駆けつけた。本稿では新生LustQueenの初ステージとなった、昼公演1部の模様をお届けする。

LustQueen

定刻が近づくと結那による影アナが始まり、「新体制のLustQueen、めちゃめちゃ楽しみにしてました!」の言葉にフロアは大いに湧き上がる。その後、会場が暗転するとオープニングSEに合わせて、客席からはクラップが自然発生する。続いて、この日のライブをサポートする柴崎萌(Gt)、Fami。(Ba)、NAGISA(Dr)といったバンドメンバーが登場。最後にビジュアルでは公開されていた新衣装を身に纏った結那と月音が観客の前に姿を現し、「Ready, Steady, Go!」から勢いよくライブをスタートさせた。2人のパワフルな歌声が重なり合うと、オーディエンスの熱気は急上昇。これまで結那がひとりで歌ってきたこの曲を、2人交互に歌っていく様は新鮮に映り、すでに知っている曲ながらも新たな息吹が注ぎ込まれたことで新曲のようにも聴こえる……そう感じたファンも多かったのではないだろうか。

結那

月音こな

サビのシンガロングパートでは結那のみならず月音も煽るなど、これが新生LustQueenとしての初ステージとは思えないほどの安定感を見せる。「もっと声出せるんじゃないの、吉祥寺!」と結那が叫ぶと、そのまま「Changing future」へと繋いでいき、フロアの熱気はさらに上昇。フロントの2人はステージ上を縦横無尽に動き回りながら、目の前のオーディエンスに個性の頃なる2つの歌声を届けていった。

LustQueen

LustQueen

2曲終えたあとの最初のMCでは、結那から改めて新メンバーの月音が紹介され、フロアからは温かな拍手と声援が送られる。LustQueenとしての初ステージながらも、月音の挨拶や佇まいからは余裕すら感じられ、「(本番前は)ずっと動いてる。”立ち上がって歩くから緊張しちゃうんだよ!”と声をかけて座ってもらうんだけど、そうすると足をバタバタさせて落ち着きがない(笑)」と楽屋裏での結那の一面を明かす場面も。掛け合いでも息の合った様子を見せ、フロアを和ませてくれた。

柴崎萌(Gt)

Fami。(Ba)

NAGISA(Dr)

その後、「Twin Ray」にてライブは再開。「Moonlight」「My life is My story」と曲を重ねるごとに、フロアはもちろんのこと、バンドメンバーを含むステージ上の面々の熱量も高まり続けていく。まっすぐと突き抜けるような結那と、透明感の中にも芯の強さが伝わる月音という、異なる2つの個性は決してぶつかることなく、調和を保ちながら既存の楽曲に華を添えていく。それはボーカルだけではなく、左右に散ってフロアを煽ったり背中合わせで歌ったりと、見せ方の面でも新たな魅力が加わることで、LustQueenに新たな可能性を無数にも与えていった。

LustQueen

LustQueen

「暑いよね? でも、この暑さがいいじゃん!」と笑顔で語る結那に対して、困り顔で「暑い〜」とこぼす月音の対照的な発言に、オーディエンスの表情には自然と笑みが浮かぶ。そんな中、「次は新曲です」の一言にフロアが湧き上がると、結那が「2人で作詞しました。(新体制)結成当初、お互いに対して手紙を書いたんだよね。その手紙を元に、歌詞を作ってもらう話になってたんですけど、勝手に2人で作詞して提出してみたらそれがそのまま採用されちゃいました」と説明。こうして始まった新体制LustQueen最初の新曲「Letters」は、パンキッシュさを散りばめたストレートなロックチューンで、歌詞も相まって2人がお互いに向けて語りかけるような姿が印象に残った。そして、そんな彼女たちの新たな始まりと決意が込められた新曲に対し、フロアの観客はありったけ大きな声でエールを送り、初披露ながらも大きな盛り上がりを見せることとなった。今後、この曲はライブを重ねるにつれてLustQueenのステージには欠かせない1曲になる……そう実感させるに十分な、エモーショナルなパフォーマンスだった。

結那

月音こな

この勢いのまま、ライブは終盤戦に突入。「未来花」では結那はもちろんのこと、月音もその歌声をじっくり聴かせ、「そうです!!!」はさらに一段高くギアが入ることで、フロアは一気にクライマックスへと近づいていく。そして、結那がギターを抱えるとラストナンバー「FLAG」へとなだれ込み、スタンドマイクの前で激しくギターを掻き鳴らしながら力強いボーカルを届ける結那、彼女の分までステージ上を動き回ってオーディエンスを楽しませる月音と、2人それぞれの役割を果たしながら観る者を惹きつけ、場内の熱気が最高潮に到達したところでライブはフィナーレを迎えた。そして最後に2人は肩を組んで、ここからこの2人で新たな道を進んでいくことをアピールして、ステージをあとにした。

LustQueen

LustQueen

ライブ終了後には本公演の追加公演として、9月7日に下北沢シャングリラで『The story resumes EXTRA』、そしてLustQueen恒例の対バン企画『Stairway to Queen vol.5』が9月8日、同じく下北沢シャングリラで開催されることも発表された。新たな一歩を踏み出したLustQueenがここからどんな未来を描いていくのか、ここからの展開が非常に気になるところだ。

取材・文=西廣智一 撮影="SUGI" Yuya Sugiura

LustQueen

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