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アンダービースティー 春乃友夢[ライブレポート]1stソロ単独公演で響かせた熱い歌と想い「絶対あきらめずに歌い続けます」

Pop’n’Roll

<春乃友夢 1st ワンマンライブ Now or Never>TSUTAYA O-WEST(2020年8月7日)

アンダービースティーの春乃友夢が、8月7日にTSUTAYA O-WESTにて、バンドを従えた初の単独公演<春乃友夢 1st ワンマンライブ Now or Never>を開催した。コロナ禍という情勢もあり会場に足を運べる人数に制限もあったことから、この日は配信でもライブの模様を届け、数多くの人たちが画面越しに熱い視線を送っていた。本記事では同ライブのオフィシャルレポートをお届けする。

取材・文:長澤智典

幕が開くと同時に目に飛び込んできたのは、春乃友夢の姿。彼女は“求めていた愛はRose 永遠に”と、1stシングル「Rose」の冒頭をアカペラで歌唱。春乃の歌声へ導かれるように、重厚なバンドサウンドが轟きだす。

轟音響かせ走る演奏の上で、春乃はスタンドマイクを両手でギュッと強く握りしめ、沸き上がる想いをぶつけだす。歌声に熱が加わるたび、彼女自身が薔薇のように色づいてゆく。その姿を荒れ狂う音が支えていた。

激しさと華やかさの両面を備えた「Past Perfume」、言葉のひと言ひと言を熱情した想いのままにぶつけた「YNDR」と、背中を直撃する激烈な音を力に春乃は熱唱し続ける。バンド演奏が、彼女の伝えたい、吐き出したい想いを増幅してゆく。春乃はその熱量をしっかり届けようと、いつも以上に身体を奮わせ、高らかに歌い続けていた。

「DIVISION」では、抑揚した歌声を絵筆に楽曲へドラマを描き出す。身体は熱を求めながらも、気持ちの揺れをダイレクトに伝える彼女の歌声に触れ、心は物語の中へスーッと引き寄せられていた。春乃のかけ声を合図に楽曲の激しさは一気に加速。ヘヴィシンフォニックナンバー「Black Jet」を武器に、彼女はフロア中や画面の先にいる人たちを凛々しい姿と歌声で挑発してゆく。

“わたしの心に残り続けている大切な楽曲です”の言葉に続けて歌ったのが、ソロナンバーとして2年前に発表した「regret」と、人魚姫をテーマに書いた、初めてのソロ曲「Never my love」。

それぞれの歌詞に綴った愛しくも切ない恋心へ想い(歌声)を添えながら、彼女は零れそうな気持ちのままに切々と歌声を響かせていった。

<春乃友夢 1st ワンマンライブ Now or Never>TSUTAYA O-WEST(2020年8月7日)
<春乃友夢 1st ワンマンライブ Now or Never>TSUTAYA O-WEST(2020年8月7日)

後半、冒頭から感情をトップギアに入れ、いつも以上に気迫込めた姿で春乃は「new journey」を熱唱、観客たちを沸き立てていた。豪快な音の上で挑むように歌う姿の中、ときおり優しい笑みを見せていたのは、彼女自身が心の翼を楽しそうに羽ばたかせていたからだ。

「over the sky」では、心の闇を吹き飛ばすよう魂を開放する歌を届け、ライブに触れている人たちの気持ちを晴れた空間へ導いていった。

そして、黒い唸りを上げた「raven」。いつだって春乃は、逆境の中から羽ばたき、光をつかもうとし続けてきた。攻撃的な楽曲に乗せ挑むように声を張り上げる姿から見えてきたのは、信じていれば何時か目指す場所へ辿り着けるという信念。

歌い終わり、フロア中から響いた大きな拍手が、みんなの心を震わせた証であったことを物語っていた。

“みなさんのおかげで最高に熱い時間が作れました。このワンマンライブを踏みだす大きな一歩にしたくて、「Now or Never」と名付けました。ぜんぜん満足はしてないけど、ここに立てて良かったと思います。いつか絶対に「すげぇ!!」と思わせる歌を歌うので、これからも見続けてください”。

最後に春乃は、自身の未来を照らすように「Shine」を歌唱。激しくドラマチックに進んでゆくこの歌には、彼女自身の今の気持ちが投影されている。

いつだって光輝く未来が見えているからこそ、彼女は苦悩や挫折を何度も味わいながらも立ち上がり続けてきたし、今も立ち向かっている。本編最後に「Shine」を歌ったことで、春乃友夢は消えることなく抱き続ける自分の強い意志と希望を示してくれた。

<春乃友夢 1st ワンマンライブ Now or Never>TSUTAYA O-WEST(2020年8月7日)
<春乃友夢 1st ワンマンライブ Now or Never>TSUTAYA O-WEST(2020年8月7日)

アンコールは、魂を熱く揺さぶる「Red Line」から。疾走する激しい楽曲の上で彼女は、触れた人たち全員を挑発しながら熱狂の中へ連れだした。それを受け、嬉しそうに飛び跳ねる人たち。春乃の動きに合わせ終盤に生まれた、ともに大きく手を振る光景も眩しく見えていた。

歌い終わり、春乃が今の想いを語り出した。

“アンダービースティーに加入した当初はグループの夢というよりも、自分の夢を叶えたい気持ちのほうが強かったと思います。だけどアンダービースティーを6年やってきて、グループとしてもっともっと叶えたい夢がたくさん増えました。いつからか1人の夢が叶わなくてもいいやと思うくらい、グループのメンバーがすごく大切になったし、アンダービースティーとしてもっともっと頑張りたい想いが芽生えました。だけど、昨年シングル「Rose」を出させていただいて、どっちも夢を見ていいものだなってすごく感じました。今も悩んでしまうことがたくさんあるし、まだまだどんなに頑張ってもなりたい自分になるまでにはほど遠くて嫌になっちゃうんですけど、こうした楽しい時間があるからわたしは頑張れます。いつかもっとみなさんにわたし自身も満足した歌を届けられるように、絶対あきらめずに歌い続けます。これからも頑張りたい場所へ辿り着くためにも、アンダービースティーの力になる1人になれるように頑張っていくので応援よろしくお願いします”。

最後は“こうした状況だからこそ、歌いたいと思った曲です”とアンダービースティーの最新配信曲「Trust in…」。どんな環境の中でも、信じた想いを持って突き進むアンダービースティーの、そして春乃友夢自身の意志を、彼女は「Trust in…」を通して示してきた。その歌声に触れていたら、この歌の歌詞のように、いつかきっと素直な気持ちで一緒に笑いあえる、そう思わせてくれた。

アンダービースティーは、9月9日に最新シングル「Real Blade」を発売する。また10月21日には、新木場STUDIO COASTでのワンマン公演も控えている。

<春乃友夢 1st ワンマンライブ Now or Never>TSUTAYA O-WEST(2020年8月7日)
<春乃友夢 1st ワンマンライブ Now or Never>TSUTAYA O-WEST(2020年8月7日)
<春乃友夢 1st ワンマンライブ Now or Never>TSUTAYA O-WEST(2020年8月7日)

<春乃友夢 1st ワンマンライブ Now or Never>

2020年8月7日
TSUTAYA O-WEST

「Rose」
「Past Perfume」
「YNDR」
「DIVISION」
「Black Jet」
-mc-
「regret」
「Never my love」
-mc-
「new journey」
「over the sky」
「raven」
-mc-
「Shine」
-ENCORE-
「Red Line」
-mc-
「Trust in…」

6thシングル「Real Blade」
9月9日リリース

配信シングル「Trust in…」
発売中

<アンダービースティー -UB roll a DICE->
2020年10月21日(水)
新木場スタジオコースト
[開場 18:00/開演 19:00

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