知ってた?東遊園地に並ぶ神戸の「区の花」レリーフ 各区の選定理由も調べてみた 神戸市
三宮から神戸港へと真っすぐに伸びる「フラワーロード」。その沿道に広がる『東遊園地』(神戸市中央区)は、豊かな緑に包まれた、まさに都会のオアシスです。
園内には街路樹や花壇が整備されており、通りを歩くだけで四季折々の自然や花々を楽しめるのも魅力のひとつ。
そんな市民の憩いの場であるこの公園の一角に、神戸市各区の「区の花」を刻んだレリーフがずらりと並んでいるのをご存じでしょうか?
北側から順に見ていくと、最初に登場するのは東灘区の花「梅」。岡本の梅林に由来し、1986年に区の花に選ばれました。
なお、レリーフ前の花壇には対応する花が植えられているのかと思いきや、必ずしも一致しているわけではないようです。
続く2枚目は灘区の花「マリーゴールド」。区民の投票によって1986年に決定したそうですが、東灘区のような明確な由来は確認できませんでした。
3枚目は中央区の花「ペチュニア」。メリケンパークがオープンした1987年に選定されたそう。
由来は不明ですが、赤、白、黄、紫、青など多彩な花色が楽しめることから、多種多様な文化が混ざり合う「神戸」という街の個性を表しているのかもしれません。
4枚目は神戸市の花「紫陽花」....って区の花ちゃうんか~い(笑)。
1970年、市制80周年と大阪万博開催を記念して制定されたもので、神戸のシンボル・六甲山系の山々に広く自生しているそうで、市のシンボルにぴったりな花といえます。
気を取り直して、5枚目は長田区の花「サルビア」。1984年に公募によって選ばれました。
選定の理由には、「小さな花が集まってすばらしい眺めを見せてくれるサルビアのように、みんなが協力し合えるまちになってほしい」という温かな願いが込められているそうです。
6枚目は須磨区の花「コスモス」。こちらも1986年に選ばれました。
選定理由のひとつに、『神戸総合運動公園』の花の名所「コスモスの丘」が挙げられており、東灘区同様に納得感があります。
7枚目は兵庫区の花「パンジー」。花びらの形が「兵」の文字に似ていることが、選定理由のひとつなのだとか。
花壇にも実際にパンジーが植えられており、レリーフと本物の花をセットで楽しめる、ひときわ華やかなスポットです。
8枚目は植栽で隠れていますが、またまた神戸市の花「紫陽花」。
花壇に立派な紫陽花が植えられているので、見ごろの時期はとても写真映えしそうです。
9枚目は北区の花「スズラン」と「キク」。住宅地と農村地が共存する広いエリアであることから、それぞれの地域性を表す2つの花が1986年に選ばれました。
10枚目は垂水区の花「ゼラニウム」。こちらも1986年に選定された花で、「決心」という花言葉を持っています。
市のホームページにある垂水区の紹介ページでは、育て方の“ワンポイントアドバイス”まで掲載しており、垂水区の「ゼラニウム愛」が感じられます(笑)。
最後を飾るのは西区の花「撫子」。伊川谷町で古くから栽培されてきた、地域とゆかりの深い花として1986年に選ばれました。
ちなみに、1986年に選定された区の花が多い理由は、同年の「花のまち神戸」運動の一環として、各区ごとにシンボルフラワーが制定されたためです。
場所
東遊園地
(神戸市中央区加納町6-4)