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タイBLドラマ『Duang With You』最終話レビュー|TeeTeePor初主演・愛に満ちた最高のラストを徹底解説

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

2026年最新タイBLドラマ『Duang With You』が、ついに最終回を迎えました。

本作は、注目の新人俳優カップリング・TeeTeePorが主演をつとめる、大学生たちの爽やかな青春を描いたBLラブストーリーです。

回を追うごとに日本での人気も高まり、楽天TV4月のマンスリーランキングで1位を獲得するなど、2026年を代表するタイBL作品の一つとなった本作。

本国での最終回放送時には、物語の終わりを惜しむファンの声がSNS上に溢れ、出演者によるカウントダウン投稿が始まった際には“ロス”に陥るファンが続出するほどの盛り上がりを見せました。

ファン・キャスト・制作陣――すべての愛が詰まった『Duang With You』最終話。本記事では、その魅力を余すことなく振り返ります。

 
(※本記事はネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。未視聴の方は先に本編視聴を強くおすすめします。)

 

『Duang With You』あらすじ

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本作は、大学生のドゥアンとチンの一目ぼれから始まる可愛らしい恋を描いた物語です。

想いのすれ違いや過去の葛藤を乗り越え成長していき、少しずつ“恋人”としての関係を築いていく二人。その丁寧な感情描写とリアリティのある関係性が、多くの視聴者の心を掴みました。

 
▼『Duang With You』のあらすじ・キャスト・見どころの紹介はこちら

 

『Duang With You』EP12(最終回)の予告編

 

付き合って1か月記念に向かった先は福岡

恋人として幸せの絶頂にいる二人が選んだ旅先は、日本・福岡。二人の関係の“成熟”を象徴する場面が数多くみられる幸せな時間が流れていました。

"恋人の笑顔”をファインダーに収めるドゥアン

二人の共通の趣味、それがフィルム写真撮影です。ドゥアンは旅先の思い出を写真にたくさん収めます。

第3話にも登場した“写真撮影”のシーン。偶然カメラ屋でチンに会ったドゥアンは、半ば強引にチンの写真撮影に同行しました。

しかし最終話では、恋人として旅先で、一緒に写真撮影をします。

一番の変化、それはドゥアンがファインダー越しに見るチンの表情です。かつて浮かべていた怪訝な表情は消え、柔らかく穏やかな、"恋人”に向ける笑顔へと変化しています。

 

自分の未来には”あなた”がいる

雨が降りしきる福岡の街。相合傘で散策した後、雨宿りのためかカフェでのんびりとお互いの将来について語り合います。

ジャズに関連した仕事に就きたいと明確にイメージしているチン。
それに対し、絵は得意だけどはっきりとした"目標”があるわけではないというドゥアン。

"今”の自分の等身大の考えを飾った言葉を使わずに話す二人。

それぞれの「お互いを支えていきたい」という思いが、”一緒に歩んでいく未来”を見据えていることを感じさせます。

 

幻想的な夜桜のキスシーン

夜になり、浴衣姿の二人は満開の桜の下で線香花火を楽しみます。そして、夜桜の下でランプの明かりに照らされながら優しく交わされるキス――。

実はこのキス、当初は台本に存在していなかったもので、急遽追加されたそうです。それでも二人は瞬時に感情を作り上げ、本作屈指の名シーンとなりました。

 

愛の深さを身体で確かめあう

日本旅行の最後の夜のシーン、友人のジェイミーがタイから電話をかけてきます。ジェイミーは"お互いに都合の良い相手”として夜を共にしてきたマーヴィスのことで悩んでいました。

チンにとって”愛する”とは

ジェイミーに対して、チンは"無償の愛”について説きます。

”愛する”とは、毎日顔を見るだけでいい。尽くすけど見返りは求めない。

チンのドゥアンに対する今の素直な気持ちを話しているようにも感じました。この答えに納得したジェイミーは電話を切ります。

「じゃあ 今夜は愛してくれる?」

恋の気配のあるジェイミーとの電話を終えた後、「僕はずっと恋をしてる」というドゥアン。

それに対して、チンはドゥアンの浴衣の帯をひっかきながら「じゃあ今日は愛してくれる?」と一言。

可愛く色っぽい誘惑の仕方に、思わず固まってしまったのはドゥアンだけではなかったのではないでしょうか。そして二人は薄明りの中、深く愛を確かめ合います。

浴衣や和室の格子といった日本的な要素が空間を彩り、丁寧に描かれるこのベッドシーンは、二人の関係性の集大成とも言えるもの。

何より印象的なのは、「快楽」ではなく「愛の確認」として描かれている美しさです。見つめ合う視線や優しい触れ方一つひとつに、これまで積み重ねてきた時間や二人のお互いを思い合う深さがひしひしと伝わってきます。

撮影はわずか約1時間という限られた時間の中で行われたというこのシーン。キャスト・スタッフともに極限の集中状態で臨んだそうです。撮影後には現場のメンバーみんなで涙を流した姿がメイキング映像(Behind the Scenes) としてYouTubeで公開されており、このシーンに込められた熱量が伝わってきます。

 
▼『Duang With You』最終回のメイキング映像

 

 

1年越しの“一緒に”ロイクラトン

第1話で、ドゥアンが思わず想いを伝えてしまったロイクラトン。最終話では、その場所に“二人で”戻ってきます。

ロイクラトンとは水の精霊に感謝を捧げるタイの伝統行事で、願いを込めた灯籠(クラトン)を川に流す幻想的な祭りです。

 

「一人」から「二人」へ

二人で一緒にクラトンを流した後、ドゥアンはチンに手作りのイラスト集をプレゼントします。

表紙には、「ด้วงกับเธอ(Duang With You)」の文字、そしてドゥアンが描いたチンとドゥアンのイラストが。

このイラスト集は1話から約1年間、ドゥアンが描き続けてきたチンとの思い出が詰まっています。

1年前は一人で抱えていた想い。 今ではそれを共有する存在が隣にいます。かつてはチン一人だけだった表紙のイラストに、今はドゥアンも描かれている――。

“隣にいる存在になった”ことを、これ以上ない形であらわしています。

 

ドゥアンはチンのもの

ロイクラトンを楽しんだ後、友人たちも含め行きつけのバーに飲みに行きます。みんなで楽しむ中、チンがトイレで席を立とうとしたその時、「酔っぱらった」という女性客がドゥアンの胸にしなだれかかってきました。

過去にも同じ場所で、ドゥアンが女性に連絡先を聞かれ嫉妬したチンはドゥアンを避けて帰ってしまいます。

しかし今回は違います。チンはドゥアンの膝に座り、女性は「ごめんなさい…」と逃げていき、追い払うことに成功します。

あのときはできなかった「ドゥアンは自分のものだ」と主張することができるようになったのです。

 

チンからドゥアンへの贈り物

物語のラストを飾る舞台は、二人が出会ったFreshy Night・新入生歓迎会。そして時はちょうど1年後。

1話では“やらされていた”ステージ。 最終話では“自ら望んで立つ”ステージ。同じ場所でありながら、そこに立つ理由も、感情もまったく異なります。

ドゥアンへ、そしてドゥアンと出会わせてくれた運命に感謝の気持ちを込めて

Freshy Nightで、チンは自身が作った歌「Found.」を披露します。この曲には、ドゥアンへの感謝、そしてドゥアンに巡り合わせてくれた運命への感謝の気持ちが込められています。

涙を流しながら自分の気持ちを歌い上げるチン。過去に傷つき自ら閉ざし凍りついていた心を、優しい"太陽”のような温かさで溶かしてくれたドゥアン。

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ドゥアンの存在によりチンの世界は彩りを取り戻し、今幸せに溢れています。

動画配信サービス・iQIYIで公開された最終回の舞台裏映像では、「Found.」の歌唱シーン撮影後、カットがかかってもカメラの後ろで涙を流しながらお互いを抱きしめあうTeeTeePorの姿が。

その瞬間は、カメラが回っているか否かは関係なく、ドゥアンとチンだったのだろうと感じました。

 

現実とリンクする特別な瞬間

タイ本国で開催された最終回の視聴イベントでは、TeeTeePorがこのシーンを再現しました。

『Duang With You』を愛した多くのファンの前、輝くステージ上で「Found」を歌い上げるPorさん、また観客席からPorさんを見守るTeeTeeさんは、完全にドゥアンとチンでした。

涙を流すTeeTeePor、そして会場は感動に包まれ、作品と現実が重なる特別な瞬間となりました。

キャスト・制作陣・ファン、本当に多くの人から『Duang With You』が愛されていることを象徴するイベントとなり、ストーリーの幕を下しました。

 

チンがドゥアンに贈った曲「Found」

 

 

絶頂の人気の中、幕を下した『Duang With You』

最終回の放送終了後も、毎週放送されていた土曜日になると「もう『Duang With You』の放送がないなんて信じられない」と、ロスに陥るファンの投稿が相次いでいます。

『Duang With You』は、決して奇抜な設定や目まぐるしい展開がある作品ではありません。

それでもここまで多くの人を惹きつけた理由――

多くの魅力的な要素がある中でも 、TeeTeePorというフレッシュで稀有な二人の存在が大きく関係していると感じます。

 

役との驚異的なリンクとTeeTeePorのケミストリーが爆発

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TeeTeeさんのドゥアン、そしてPorさんのチンは、まるでドゥアンチンそのものが存在しているかのような自然さでした。

本作のインタビューのなかでも二人は、それぞれの役に似ている部分が多いと語っています。

そのため、日々SNSで発信される二人の姿は、もはやTeeTeePorなのか、ドゥアンチンなのかわからなくなってしまうほどでした。

そんな、カメラが回っていない場面でも“恋人”として存在しているかのような空気感が、作品の余韻を継続させ、私たち視聴者は一気に『Duang With You』の世界に引き込まれていきました。

 

“日常としてのキス”の描き方

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本作では、子犬が戯れるような可愛いキスが度々みられます。ドゥアンが、「チンが好き!」が溢れ出してしまうキスの回数を、思わず数えてしまいたくなるほどたくさん登場します。

キスが特別なイベントではなく、“日常の愛情表現”として描かれています。

軽く触れるようなキス、自然に交わされる仕草――それらが積み重なることで、よりリアルな恋人像を視聴者にみせてくれました。

 

これからが楽しみなサブカップル・NorthOttoにも注目

また、本作で魅力的にサブカップル・ジェイミーマーヴィスを演じた新人ペア・NorthOttoについても外せません。

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OttoNorthはTeeTeePorと同じく、所属事務所のDomundiTVが手掛けるドキュメンタリー番組「DMD Friendship the Reality」でお互いをパートナーとして選びあい、カップリング活動をスタートしました。

▼「DMD Friendship the Reality」については下記の記事でも紹介しています。

長身で甘いマスクの一方で、ムードメーカー気質のNorthさんと、圧倒的なビジュアルとカリスマ性を持ち合わせるOttoさんのペアです。

Ottoさんが演じたマーヴィスは、『Duang With You』の原作小説『Not the Best but Still Good』の中で「絶世の美少年」と言及されており、キャスティングに苦労したそうです。

しかし、Ottoさんを一目見た瞬間に「マーヴィスだ」と感じたそうで、「NorthはよくOttoを捕まえてくれた」と制作陣は語っています。

二人の信頼関係の構築は順調なようで、Northさんは「どこまでもOttoに着いていく」と話しており、そんなNorthさんの言葉にOttoさんは涙する場面も。

まだまだポテンシャルの図り知れない魅力的な新人カップリング、NorthOttoの今後にもぜひ注目してください。

 
 

未来に向かう二人の歩みを丁寧に描いた最高の最終回

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『Duang With You』最終回は、終始幸せな空気が流れており、過去と今の変化を丁寧に描いてくれました。

その後の二人を描くスペシャルエピソードの放送を望む声が多いのも納得ですが、それでもなお“ここで終わるからこそ美しい”と感じさせるラストでした。

今回初主演を務めたTeeTeePorのお二人にとっても、大きな転機となった作品のはずです。『Duang With You』は世界中で話題となり、瞬く間に人気カップリングとなったTeeTeePor。

二人は今後も、TeeTeePorとしてのカップリング活動はもちろん、共に6人組ボーイズユニット「DEXX」のメンバーとしても活動を続けます。

最近ではTeeTeePorの公式マスコット「BokBear」も誕生し、今後の二人の活躍からも目が離せません。

もしまだ観ていない方は、ぜひ一度視聴してみてください。そしてすでに観た方も、もう一度最初から――。

きっと新しい発見と、変わらないときめきが待っています。

 
[文/三浦りんりん]

 

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