極上ビフカツとエビフライを大正浪漫の空間で!『神戸洋食トリコロール』が西区に誕生 神戸市
神戸市西区に『神戸洋食トリコロール』という本格洋食店が誕生すると聞いた筆者。グランドオープンは10月10日ですが、プレオープン中のお店を訪問させていただきました。
場所は上脇バス停目の前にある伊川谷センタービル1階。レトロな木製の扉と大きな窓が印象的。
店内はクラシカルな灯りが柔らかく空間を包む、心地よい雰囲気。木製のテーブルには温もりとどこか懐かしさを感じます。
同店は“大正浪漫”をテーマとし、お客様にその時代の雰囲気も食事と一緒に楽しんでいただけるように、扉や窓枠には100年前の大正時代の物を使用。
扉の高さも大正時代の日本人の身長に合わて少し低めに設計するなど、細部にまでこだわりが光ります。扉をくぐると知らず知らずのうちに大正浪漫の物語へといざなわれます。
遊び心たっぷりに空間づくりを手がけるシェフは、イタリアンやフレンチの名店で腕をふるわれてきた方。
非接触型の接客が増えつつある現代に敢えてアナログを取り入れ、接客もお客様との温かな関わりを大切にされています。
そんなシェフ自慢の1品「和牛ヘレビーフカツレツ」。食べるとサクッと心地よい衣の音、そして柔らかい肉の旨味をが口一杯に広がります。
合わせるのはフォン・和牛・淡路玉ねぎをベースに4日間煮込まれたデミグラスソース。野菜の甘味や肉の旨味が濃縮された濃く深い味わいは、これだけでごちそう級!ビーフカツレツと一緒に頬張ればまさに至福です。
「えびフライ」は驚きのボリューム!食べると「甘っ!」と自然に声が出てしまうほど海老の甘味と旨味が詰まってます!あまりにも美味しかったので、ソースをつけるのを忘れて夢中で1本食べ切ってしまいました。
次は自家製タルタルソースをつけていただきます。酸味は控えめでまろやか、そして後味が爽やかなソース!えびフライとの相性は抜群でまさに“美味”。
メイン料理を囲むたっぷりの野菜サラダ。決して脇役ではなく、一緒に食べることで美味しさを高めてくれる“メイン料理のパートナー”。その理由は野菜の新鮮さと、洋食とのバランスが計算された自家製ドレッシング。
ランチはメイン料理に、前菜、ライス、季節のスープがセット。前菜は「まずは野菜で胃を優しく活性化させてほしい」という想いから、野菜を主役にしたものが3種類。内容はシェフのその日のアイディア次第!何が出てくるかはお楽しみ♪
夜は全メニューが単品スタイルに変わり、さらに「洋食小皿 撰( せん)」という、カツレツやポテトサラダなどを単品で少量ずつ注文できるシステムが加わります。
例えば、「今日はカツレツと小皿のえびフライでちょっと贅沢♪」「今日はポテトサラダをおつまみにワインを味わう」。そんな風に気分やシーンに合わせた楽しみ方ができます。
「季節限定の料理に加え、定番メニューも季節毎にアレンジしていきたい」「地域の野菜をもっと取り入れていきたい」と、これからの展望を楽しそうに語るシェフ。
美味しそうなお話ばかりで、さっき食べ終えたばかりなのに「次はいつ来よう」と考えてしまいます(笑)。
『神戸洋食トリコロール』は空間から一つひとつの料理まで丁寧に作られ、物語を感じられるお店。訪れる度に新しい楽しみと出会える場所です。
場所
神戸洋食トリコロール
(神戸市西区池上2丁目30-1 伊川センタービルA-2)
営業時間
ランチ 11:00~15:00 (L.O.14:30)
ディナー 17:00~21:00 (L.O.20:30)
※ディナー営業は木曜~土曜日のみ
定休日
水曜日、日曜日
駐車場
伊川谷センタービルお客様専用駐車場があります