パンガシウスはまずい?臭みを消しておいしく食べるコツや簡単レシピ
パンガシウスはおいしく食べられる白身魚!
パンガシウスとは、東南アジアに生息する淡水魚のこと。別名「バサ」とも呼ばれるナマズの一種です。安価に手に入り使いやすいのが魅力。
クセが少なく和洋中どんな味付けにも合わせやすいため、さまざまな料理に使いやすいですよ。骨なし、皮なしで販売されていることが多く、食べやすいのも特徴のひとつです。
パンガシウスの特徴
白身であっさり
脂がほどよくのっている
加熱するとふっくら
まずいと言われるのはなぜ?
パンガシウスは、「まずい」「臭みを感じる」と評価されることがあります。淡水魚であるため泥臭さを感じたり、身がやわらかく水っぽく感じたりすることもあるようです。
ただし、これらは調理法次第で解決が可能。十分おいしく食べられますよ。ポイントは適切な下処理方法や味付けが大切です。
パンガシウスをおいしくする下処理のコツ
パンガシウスは、適切な下処理をするだけで、臭みはほとんど気にならなくなります。以下のコツをチェックしておきましょう。
1. 塩をふって水分を抜く
パンガシウス全体に塩をまぶして10分ほどおきます。塩を振って出てきた水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取ると、身が引き締まり水っぽさや臭みが抑えられますよ。
2. 酒や牛乳で臭みを取る
パンガシウスを牛乳に10〜15分ほど浸したり、酒をふったりすると特有の臭みを取ることができます。キッチンペーパーで水気を拭き取ってから使いましょう。
3. しっかり加熱する
パンガシウスは火の通し方が中途半端だと、特有の生臭さや泥臭さが残ることがあります。しっかり加熱して水分を飛ばし、油を使って焼いて香ばしさやコクをプラスすることで臭みが抑えられ、おいしく食べられますよ。
1. パンガシウスのムニエル(定番)
調理時間:15分
パンガシウスは、ムニエルが一番おすすめです。バターを使うことで香ばしさとコクが増しおいしく食べられます。両面をしっかり焼くのがコツ。
中心までしっかりと加熱することで、外はカリッと中はふっくらに仕上がりますよ。レモンをギュッと搾っていただきましょう。
材料(2〜3人分)
提供人数:2〜3人分
・パンガシウス……1切
・小麦粉……適量
・無塩バター……20g
ポイント
両面しっかりと香ばしく焼く
焼きすぎるとパサつくので注意する
作り方
塩こしょうし小麦粉をふる
パンガシウスは食べやすいサイズにカットし、塩こしょう(分量外)を振ってから小麦粉を全体にまぶします。
バターで焼く
フライパンを中火で熱し、バター10gを入れて溶かし1を焼きます。5分ほど焼いて焼き色がついたら、崩れやすいのでフライ返しで裏返します。
中に火が通るまで中火のまま5分ほど焼き、最後にバター10gを追加して全体に絡めたら完成です。
おすすめレシピ2. パンガシウスのフライ(サクサク)
調理時間:10分
パンガシウスのフライは、サクサクジューシーで子どもから大人まで幅広い世代に人気があります。
香ばしく揚げたパンガシウスは、クセや臭みをほとんど感じず、おつまみやおかずにもってこい。レモンをギュッと搾るのはもちろん、タルタルソースや中濃ソースなどもおすすめです。
材料(2〜3人分)
提供人数:2〜3人分
・パンガシウス……1切
・小麦粉……大さじ2杯
・卵……20g
・パン粉……30g
コツ・ポイント
臭みを感じにくい
子ども向け
食べるときはレモン果汁、タルタルソース、中濃ソースがおすすめ
作り方
カットし衣を付ける
パンガシウスをお好みの大きさにカットして両面に塩こしょう(分量外)をふり、小麦粉、卵、パン粉の順に付けます。
油で揚げる
フライパンの底から2〜3cmほどの油を注ぎ火をつけ、180℃になったら1を入れます。全体がきつね色になって火が通るまで5分ほど揚げて完成です。
おすすめレシピ3. パンガシウスの照り焼き
調理時間:10分
ごはんによく合うパンガシウスの照り焼き。甘辛いたれが絡んで、パンガシウス特有の臭みが和らぎおいしく食べられます。
きれいな焼き色が付くまで香ばしく焼くのがコツ。裏返すときは、かならずフライ返しを使いましょう。身がやわらかく崩れやすいので、触りすぎないようにしてくださいね。
材料(2〜3人分)
提供人数:2〜3人分
・パンガシウス……1切
・小麦粉……適量
・しょうゆ……大さじ1杯
・きび砂糖……大さじ1杯
・酒……大さじ2杯
コツ・ポイント
甘辛い味付けで臭みが気にならない
ごはんに合う
作り方
小麦粉をふる
パンガシウスをお好みの大きさにカットして、両面に小麦粉をふっておきます。
フライパンで焼く
フライパンを中火にかけ、サラダ油大さじ1杯(分量外)を熱し、1を5分ほど焼きます。香ばしい焼き色がついたらフライ返しで裏返し2分ほど焼きます。
調味料を加えて絡める
あらかじめ調味料を混ぜておき、全体にまわしかけます。煮立ててたれを絡めとろみがついたら完成です。
パンガシウス調理のコツ
淡白なので味をしっかりつける
パサつく原因になるので焼きすぎない
油を使うとコクが出ておいしい
コスパ最強!パンガシウスレシピを日々の献立に取り入れよう
淡白で食べやすく、価格もお手頃なパンガシウスは、毎日の食卓に取り入れやすい白身魚です。一方で、「まずい」「臭みが気になる」と感じる人も少なくありません。その多くは下処理や調理法を工夫することで、ぐっと食べやすくなります。
ポイントは、ご紹介した臭み対策をかならずおこなうこと、ムニエルやフライのように香ばしく仕上げること、照り焼きやカレー味、チーズ味など、しっかり味のレシピと合わせること。ぜひ試してみてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
ライター:稲吉永恵(野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ)