「ティップランエギングなつきちカップ」が開催 参加費一部はアオリイカ産卵床設置のために寄付
2025 年11月15 日（土）秋晴れの好天に恵まれ絶好のティップラン日和となった五ヶ所湾。この日、昨年に続き 2 回目となる「ティップランエギングなつきちカップ」が開催されました。今回は同イベントの模様や実釣風景や、五ヶ所湾釣船会の活動などをご紹介します。
ティップランエギングなつきちカップ
この日、ティップランエギングなつきちカップに集まったのは総勢25名のアングラー。船は4隻で開会式の後、五ケ所湾産卵礁設置プロジェクトへの寄付金贈呈式、記念撮影の後それぞれの船に別れて出船、五ヶ所湾のティップランエギングを楽しみます。
【釣船】
・釣船屋たにぐち
・久保渡船
・Lure Fishing Guide 花丸
・S Fishing Guide Service
ルールはアオリイカの3杯重量で競い、船中トップの方同士で順位を決定する方式です。
船中連鎖ヒット！
私とゲストのなつきちさんは釣船屋たにぐちの智嘉丸に乗船。釣座はミヨシ（前方）から 2番目と 3番目、最近は釣果が釣座に影響されることが良くあります。
ミヨシは第1回大会優勝の岡部さん。するといきなりヒット！しかし競技対象外のコウイカです。
その後、有力ポイントを流しながら時合いを待ちます。なつきちさんのロッドはシャクりやすくするためショートロッド（クレイジーオーシャン オーシャンビーム 511）を選択。
エギはGEECRACKから発売されたばかりのLOWHIDE SHIEN（ローハイド紫煙）3.5号。カラーは五ケ所湾限定カラーの五ケ所湾パープルです。シンカーはシャークシンカー20～30g
なつきちさんにヒット
水深は 30m前後で緩やかなかけあがりのポイントで、なつきちさんにヒット！しかもいいサイズです。墨を吐かれながらも上がってきたアオリイカはキロ弱のナイスサイズ！
するとすぐに筆者にもヒット！
そして、ミヨシ、後方となつきちさんから7連発の連鎖反応で谷口船長もタモ入れに大忙し。前半に早くもアオリイカの顔が見え、ロケットスタートかと思われましたが、地合いは終わり、ここからは拾い釣り。
前方釣り座が有利か
そんな中でも独走態勢に入ったのが岡部さん。シンカー調整を巧みに行いながらヒットを連発しています。僕も 2 杯目のアオリイカとコウイカをヒットしますがなかなか続きません。
やはり釣座によって釣果に影響が出るパターンとなりこの日は間違いなく前からアタリが出る展開。ティップランではよくある事です。他船もかなり苦戦している様子で釣る方は決まって前の方。他はなかなか厳しい状況。
その後一生懸命シャクりますが12:00 にストップフィッシング。
船中アオリ10杯
船中トップは岡部さんでアオリイカ4杯、コウイカ2杯の好釣果。船中アオリイカ10杯、コウイカ5杯とまずまずの釣果でしたが釣座で釣果が偏ってしまいました。
表彰式～お楽しみじゃんけん大会～閉会式
帰港後再検量の後表彰式が行われました。
優勝：岡部さん 2,515g 智嘉丸（大会2連覇達成）
準優勝：金澤さん 2,200g 久保渡船（ちょい悪烏賊親父所属）
第3位：桑原さん 1,370g S Fishing Guide Service（Tsurinews 所属）
ファーストヒット賞
釣船屋たにぐち：岡部さん
久保渡船：金澤さん
Lure Fishing Guide 花丸：川崎さん
S Fishing Guide Service：大山さん
参加者に感謝
五ヶ所湾アオリイカ応援イベント「第2回ティップランエギングなつきちカップ in 五ヶ所湾」、皆様のご協力により事故やトラブルなく無事に終える事ができました。
参加されたアングラーの皆様、ご協力頂いた船宿様、スポンサー様ありがとうございました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
Squid funk 宮野 伸一 TsukiMaru 森田 菜月
産卵床設置プロジェクト
五ケ所湾のアオリイカは、温暖化や海況の変化などにより年々減少傾向にあります。そんなアオリイカの資源確保のため毎年春に五ケ所湾釣船会によるアオリイカ産卵床設置プロジェクトが実施されています。
今回のイベントでは参加費の一部を同プロジェクトに寄付させていただきました。参加者の皆様、ありがとうございました。
＜Shinchan／TSURINEWSライター＞