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「暴君のシェフ」だけではない!まさかの主演交代でも好成績を残した歴代韓国ドラマ4選

Danmee

KBS『太陽の末裔 Love Under The Sun』主演ソン・ジュンギ ©Danmee

『暴君のシェフ』(tvN/2025)が最終話を迎えて約10日。そろそろ人気が下火になってもおかしくない頃ですが、いまだ多くの人に愛されています。

Netflix(ネットフリックス)のグローバルランキング(非英語圏)では第3位に(2025年10月9日現在)。累積視聴時間でみると、今年大ヒットを記録した『おつかれさま』(Netflix/2025)に次ぐ成績で、2025年を代表する韓国ドラマの1つとなりました。

しかしそんな本作ですが実は、クランクイン後にまさかの主演交代があったのをご存じでしょうか。スキャンダルによって降板したパク・ソンフンに代わり急遽イ・チェミンが投入され、慌ただしく撮影が行われたよう。彼に与えられた準備期間は、約1カ月だったそうです。

本作以外にも韓ドラ界にはこれまで、キャスティングの決定まで難航を極め、制作自体が不安視されたものの好成績を残した作品がいくつかあります。

そこで本記事では、アウェイな状況をもろともせず好成績を残した作品の一部を紹介します。

(図)Danmee 配信直後から話題沸騰!「パイン ならず者たち」日本のファンが選ぶ、Disney+人気No.1韓ドラに選定

コーヒープリンス1号店 (MBC/2007)

『コーヒープリンス1号店』は、本国で最高視聴率27.8%を記録し、日本でも絶大なる支持を得たロマンチックコメディー。“男装女子”という、韓ドラ界における鉄板設定を定着させるきっかけを作ったといえる作品で、韓ドラを語るうえで抜きにはできない大ヒット作の1つです。

なかでも人気に大きく寄与したのは、主演を務めたユン・ウネ。当初他の女優が有力候補に上がっていたそうですが、最終的に人気アイドルで役者経験の浅い彼女が引き受けることに。

男装した女の子をキュートに愛らしく魅力的に演じて、ドラマファンを魅了しました。『2007 MBC演技大賞』では女性最優秀演技賞に、『第44回百想芸術大賞』でもTV部門の女性最優秀演技賞に輝いています。

●キャスト:コン・ユ、ユン・ウネ、イ・ソンギュン、チェ・ジョンアン、キム・チャンワン 他
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年10月8日現在):U-NEXT、Rakuten TV、Lemino、Netflix

応答せよ1997 (tvN/2012)

『応答せよ1997』は、当時、ケーブルドラマ史上最高視聴率を誇り、韓国のケーブルドラマ界の可能性を示したと言われている作品。日本の韓ドラファンの間でもいまだ愛され続けている名作です。

主演を務めたチョン・ウンジは、Apink (エーピンク )のメンバーとして人気を博していたものの、ドラマ出演は本作が初めて。アイドルが主人公を務めることに憂慮するドラマファンの辛辣な声が飛び交うなか、逆境を乗り越え見事に作品を大成功へと導きました。

数々の栄誉ある授賞式で、相手役のソ・イングクと共にベストカップル賞に輝き、『第49回百想芸術大賞』では、TV部門の女性新人演技賞のトロフィーを手にしています。

●キャスト:チョン・ウンジ、ソ・イングク、シン・ソユル、ウン・ジウォン、イ・シオン 他
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年10月8日現在):Amazon Prime Video、Hulu、ABEMA

王女ピョンガン 月が浮かぶ川 (KBS/2021)

『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』は、日本のBSやCSで現在もなお、再放送が繰り返されるなど日本の韓ドラファンに愛されているロマンス時代劇。

本国での視聴率はそこまで高かったとは言えないものの、撮影途中で主演がジスからナ・イヌに急遽交代するという事態に見舞われたとは思えないほどの人気を誇りました。

ジスの校内暴力疑惑による降板により、ナ・イヌが登場するのは第9話から。当時新人だったにもかかわらず秀でた演技力で物語を牽引し、美しく切ないラブストーリーを見事に描き出したと評価されています。

●キャスト:キム・ソヒョン、ナ・イヌ、イ・ジフン、チェ・ユファ、チャ・グァンス 他
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年10月8日現在):Amazon Prime Video、DMM Tv、TELASA、ABEMA、Netflix、U-NEXT、Rakuten TV、Lemino、Hulu、J:COM STREAM

太陽の末裔 Love Under The Sun (KBS/2016)

『太陽の末裔 Love Under The Sun』は、韓国芸能界を代表するトップスターに次々とオファーを断られ、最終的にソン・ジュンギに決定するまでキャスティングが難航を極めたと言われています。

言わずと知れた韓ドラ史に残る名作の1つで、韓国では最高視聴率38.8%を叩き出し、中国をはじめとするその他の国でも爆発的人気を誇った作品ですが、知られざるドタバタ劇があったよう。

ソン・ヘギョと息の合った演技を披露して物語を最大限に盛り上げた彼は、『2016 KBS演技大賞』で彼女と共にベストカップル賞とアジア最高カップル賞に輝いており、ツンデレ演技でも多くの視聴者を魅了しました。

●キャスト:ソン・ジュンギ、ソン・ヘギョ、チン・グ、キム・ジウォン、オニュ 他
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年10月8日現在):Amazon Prime Video、TELASA、J:COM STREAM、U-NEXT、Lemino

その他、『白い巨塔』(MBC/2007)のキム・ミョンミン、『追跡者 チェイサー』(SBS/2012)のソン・ヒョンジュ、『ホジュン-宮廷医官への道』(MBC/1999)のファン・スジョン、『リターン -真相-』(SBS/2018)のパク・ジニなども、キャスティングに様々な問題があり制作が憂慮されるなか、作品を大いに盛り上げました。

(ライター/西谷瀬里)

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