男性が実は気にしている…要注意な「女性の口ぐせ」とは
意識していなくてもつい口をついて出る「口ぐせ」には、その人の思考の底がにじみ出るもの。
あえて言っている言葉ではないからこそ、本心や本音が宿るともいえます。
口ぐせは全部が悪いわけではないですが、人が聞いて首をひねるような言葉は控えるのが正解なときも。
特に恋愛に置いて気になる口ぐせにはどんなものがあるのか、男性たちに聞いてみました。
「会話」で引っかかりを覚えるとき
誰かと仲良くなる、親密度を深めるために「会話」は欠かせません。
LINEでは文章でやり取りをしますが、相手がいない場所で出る言葉と相手を目の前にしたときに口をつく言葉には違いがあります。
お互いを知っていく意味では同じコミュニケーションでも、特に「相手と直接話しているとき」はその人の普段のくせがいろいろな部分で出るものです。
髪をいじる、貧乏ゆすりをするなど「くせ」は自分を落ち着かせるための手段であることも。
そんななかでも特に「口ぐせ」は、会話で繰り返し出てくることがあれば相手の意識に残り、「なぜその表現をするのか」と考えます。
いい意味で受け止めてもらえたらうれしいけれど、注意したいのは悪い印象を持たれるとき。
「こんな口ぐせはこの人の考え方に問題があるのでは」と思われたら、好意は育ちません。
会話はその人を知っていく重要な手段であり、口ぐせで引っかかりを覚える人とはいずれ話すことも苦痛になってきますよね。
恋愛でもその人を好きになっていく過程で会話は欠かせず、出てくる言葉に集中すれば口ぐせの気になる人は対象から外れることも。
男性たちは女性のどんな口ぐせに違和感を覚えるのでしょうか。
こんな口ぐせが出る女性に気をつけています
1.「でも」「だって」
「会社で、どんな話をしていても『でもさ~』と最初から否定してくる同期の女性がいて、楽しくないので話さなくなりました。人の話を素直に聞けない人って業務の成績も悪いんですよね」(26歳/営業)
「元カノですが、ちょっとしたことでも『だってそれは』『だって◯◯だし』とすぐ言い訳に走るので疲れて別れました。会社でも『だって』が最初に出る人は気をつけています」(34歳/総務)
「でも」や「だって」のように否定するニュアンスが多い人は、会話で前向きな展開が望めないため敬遠されがちです。
「人の話を素直に聞けない」という印象を持つ男性は多く、また言い訳に終始する人は信用も得られません。
「でも」は引っ込めて、まずは「そうなのだね」と受け止める言葉を返すことが、男性の次の言葉をスムーズに引き出します。
2.「どうせ~だし」「どうせ◯◯でしょ?」
「すぐネガティブになるというか、自分の失敗を話しては『どうせ私なんて』『どうせ美人がいいのでしょ?』とひねくれた言葉ばかり返す女友達は、男性陣から嫌われてますね。構ってほしいのが透けて見えるので」(30歳/製造)
「会話で『どうせ』が口ぐせの女性って、人への嫉妬ややっかみが強い気がします」(25歳/接客業)
「どうせ」も否定的な響きがあって、特に自分を卑下するような使い方をする女性は相手に気を使わせるため、会話そのものを避ける男性もいます。
事実を捻じ曲げるような意図も「どうせ」には見えて、それが嫉妬と感じられることも。
自分の印象を下げるだけなので「どうせ」は使わないのが懸命ですね。
3.「絶対」
「こう、話していて『それって絶対に◯◯だって!』と絶対をつける女友達。反論しづらくなるし、それ以上会話が進まなくなるので適当な世間話しかしなくなりました」(33歳/配送)
「会話で『絶対』が口ぐせの女性は気をつけています。それ以外認めないって感じがするし、ほかの可能性の話ができないのでつまらないですね」(40歳/営業)
自分の信じたものが正解と思わせるのが「絶対」で、特に会話では言い切ることで自信があると思われる反面、それ以外の可能性を認めない窮屈さも感じさせます。
「もし違っていた場合のことを考えていない」と話す男性もいて、断定は場面を間違えると視野の狭い女性と思われます。
強い言い切りは相手に柔軟性のなさを思わせるため、「こんなこともあるかも」程度に留めるのが吉。
4.「ていうか」
「返事でまず『ていうか』が出る女友達がいて、ひねくれている感じがして好きじゃないですね。少しならいいけどいつも『ていうか』が最初に付くので、何を話しても否定されるようでしんどいです」(25歳/サービス業)
「男でもそうだけど、『ていうか~』が口ぐせの人って幼稚な感じがします。ちゃんとこっちの話を聞いてる?と思ってしまう」(30歳/販売)
反射のように「ていうか」を使う人もいますが、こちらの話をまともに聞かず自分の意見でまとめ上げるような印象を持つ男性が多いもの。
「ひねくれている」と思われるのは、素直に相づちを打てず自分の気持ちを押し付けるような響きがあるからです。
「ていうか」を口にする姿に精神の未熟さを感じる男性も多いので、自分が損をしないためにも言わないのが正解ですね。
5.「◯◯さんが」
「口ぐせというか、会話ですぐ『◯◯さんが』と他人の名前を出す女性って、たいてい噂話が好きで人のことで盛り上がろうとしますよね。俺のこともすぐ人に話すだろうなって警戒します」(33歳/会計士)
「『◯◯さんがこう言っていた』『◯◯さんも好きって言うから』みたいにすぐ他人のことを持ち出す同僚がいて、自分がないというか他人のことしか話せないのかなと疑問に思いますね」(35歳/看護師)
口ぐせとは違うかもしれませんが、多かったのが「会話で他人を持ち出す女性」にはマイナスなイメージを持つことです。
自分について話しているのに他人の名前を出すのは「自信がない証拠」と話す男性もいましたが、警戒するのは自分も同じように話題にされる可能性があるから。
お互いについてしっかりとした会話ができない女性は、それだけで恋愛の対象にはなりづらいといえます。
前向きな印象を持たれる「口ぐせ」とは
性別に関係なく、話していて楽しいと思うのはやはりポジティブな言葉が出る人ですよね。
「でも」「だって」などはその後に続く言葉がどうしても否定的になるため、話している相手はテンションが下がります。
「ていうか、それって◯◯だよね」みたいに相手の気持ちに勝手に答えを出すような口ぐせも、相手はそこで話す気が失せてしまいます。
会話を前向きに続けるなら「そうなのだね」「◯◯だったのだね」とまずは相手の言葉をそのまま受け止める姿勢が大切です。
「なるほど」「そういうこと、あるよね」のような共感を示す言葉も、返された側は自分の気持ちを否定されないことに安堵を覚えるもの。
「たしかに」とうなずいてもらうだけでも「この人は聞いてくれる」という安心感を覚えます。
そして、「また話したい」と思われる人に共通しているのが、「ありがとう」を臆せず言えること。
「話してくれてありがとう」「時間を作ってくれてありがとう」など、会話に対して感謝の気持ちを伝えてもらえるため、相手は気持ちよくその場を終わることができます。
会話はお互いを知っていくコミュニケーションであり、たとえ途中ですれ違いやつまずくことがあっても、その機会に感謝できる人は大きな信頼を覚えます。
「また話したい」と思われる人になるには、相手の気持ちを尊重し受け止める姿勢が欠かせません。
自然と笑顔がこぼれるようなポジティブな言葉を、口ぐせにしたいですね。
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言葉はその人の内心を語るものだからこそ、ネガティブな口ぐせのある女性は恋愛でも好意を持たれづらいといえます。
「もっと知りたい」と思う女性は、素直な気持ちの交換が叶うから。
いい印象を持たれるためにも、普段から口にする言葉を大切にする意識が重要です。
(mimot.(ミモット)/弘田 香)