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弁当店の「出張シェフ」を体験 3時間8000円で10品以上 冷蔵庫すっきり!【駿河区・mihana】

テレしずWasabee

テレしずWasabee わさびー

静岡市の海岸沿いに、コンテナでお店を構える弁当店「mihana(ミハナ)」。期間限定で「出張シェフ」を始め、共働きの世帯などを中心に人気を集めています。どんなサービスなのか体験してみました。

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姉妹の人気弁当店

明るい姉妹が切り盛りする、「食と暮らしのこんしぇるじゅ mihana(ミハナ)」。

左)姉・寺田麻生さん 右)妹・桑原麻由さん

姉の寺田麻生さんと、妹の桑原麻由さん。

妹の麻由さんがシェフを務め、華やかで栄養バランスの取れたお弁当が、海岸沿いを走るドライバーなどから愛される人気のお店です。

妹・桑原麻由さん:
フランス料理を勉強していたこともあって、その要素も入れた定番のお弁当や創作弁当、そして韓国の血が流れているので韓国料理も取り入れています

弁当店の出張シェフサービスとは?

店で弁当を販売するだけでなく、実際に麻由さんが依頼主のお宅に出向き、料理の腕をふるう出張シェフのサービスも提供しています。

利用者:
仕事もしていて子供もいます。ご飯を作ってもらえれば、その時間子供と遊べたりもするので、めちゃめちゃ助かっています

おいしい料理を自宅で食べられるだけでなく、作る手間も省けると、依頼が殺到しているそうです。

料金は一回の出張で約8000円。出張費が距離によってかかります。調理から片付けまでやってくれて3時間です。

依頼してみた

実際にどのように料理を作ってくれるのか、にむらリポーターが依頼してみることにしました。

ハウススタジオを使って体験してみました。

冷蔵庫の中を確認

右)にむらあつとリポーター

まずは冷蔵庫の中身の確認と、調理器具の場所の確認から始まりました。

食材は持ち込むのではなく、冷蔵庫にある食材や調味料で作ってくれるんです。

冷蔵庫もスッキリするので、一石二鳥ですよね。

子供が3人いるにむら家。冷蔵庫の中は買いだめの食材で充実しています。

ナスやオクラといった夏野菜に加え、使いかけのツナ缶もありました。

にむらリポーター:
ツナ缶は1回使って余ったものを分けておいて、そのままになっちゃうんです

使いかけのツナ缶。ありますよね!

料理スタート

普段は10~15品を作って、1週間ほど楽ができるよう作り置きしてくれます。

話しているうちに、ものすごい量の野菜が次々と刻まれていきました。

夏野菜のおひたしと、煮込み料理に使うそうです。

残り物のツナは、ゆでた豆苗とごま油・しょうゆで和えてシンプルな一品になりました。

冷蔵庫で余りがちな、ツナや使いかけの野菜など。組み合わせにちょっと困ってしまうような食材も上手に使い、メニューを考案してくれます。

手際よく、同時にいくつもの料理を作っていきます。

2品目は豚肉のブロックを使い、大葉とパン粉をまぶし、オーブンで焼き上げたジューシーな「豚肉の香草パン粉焼き」。

3品目は旬の夏野菜を使った涼しげなおひたし。わずか1時間で3品が完成しました。

豚肉香草パン粉焼き 夏野菜のおひたし 豆苗とツナの和え物

冷蔵庫で保存すれば、作り置きが可能。 

夕食にしたり、翌日のお弁当のおかずにしたりと、活用の仕方もいろいろなんです。

きっかけは姉の家

子供たちが家にいる夏休み、これからさらに需要が増えるという出張シェフ。

作り置きで1週間の食事の支度が楽になる

人気のサービスをはじめたきっかけは、ともに弁当店を営む姉・麻生さんにあったそうです。

妹・桑原麻由さん:
姉の冷蔵庫に腐りかけのものがあって見ていられないので、休みの日に家に勝手に上がって調理していました。それを姉が撮影してSNSに投稿すると、「いいな~」という反響が相次ぎ、出張シェフサービスを思い付きました

妹・桑原麻由さん

そんなお姉さんに、出張シェフの反響を聞いてみると。

姉・寺田麻生さん:
シェフが家に来てくれることは特別な事ですが、身近にそういう人がいたので形にしました。「できる人ができることをやって、世の中まわればいい」ですよね!

「出張シェフ」と言うと、ちょっと敷居が高い気もしましたが、とっても気軽に使えそうなサービスでした。出張シェフのサービスは9月までの予定です。

■店名 食と暮らしのこんしぇるじゅ mihana
■住所 静岡市駿河区西平松496-3
■営業時間 11:00〜売切れ次第終了
■営業日 土・日   
■問合せ インスタグラムにDM

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