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自分の夢を子どもに託したい!高校受験の娘に期待しすぎるママさんへのアドバイスとは?

ママスタセレクト

子どもの進学、進路は、親にとって三本の指に入るくらいの大きな悩みのタネ。子ども自身も不安でしょうが、それ以上に親も心配したり悩んだり、胸が締め付けられるような思いをすることもあります。特に学力が合格するかどうかギリギリのラインだと、こちらもつい焦ってしまい、きつい言葉を口にしてしまうなんてことも……。あるママさんは自が入学できなかった高校に何としても娘を入学させたいと、苦悩も日々です。

『中3の娘を持つ母です。自分が叶わなかった夢を、娘に押し付けてしまっています。口を開けば「〇〇高校へ!」と言ってきたからか、志望校は〇〇高校な娘ですが、学力的にはギリギリと言われています。私自身、不合格で私立に進学しましたが、〇〇高校への気持ちが強すぎて塾の成績、学校の成績で一喜一憂し、「年間何十万も払ってやっているんだ!!」と怒鳴りつけることもあります。娘は愛情不足です。私に好かれよう好かれようとします。合格ラインがギリギリになってきた今、母娘で不安定な毎日なんです。でも今の塾に入って6年間頑張ってきたから諦めたくないという娘の気持ち、きつくあたってしまう自分がいます』


親や周囲の人からの応援は、受験生にも励みになります。でも「この学校に合格してほしい」という親の思いが強すぎてしまうと、それが子どもへの大きなプレッシャーになることも……。それが自分が果たせなかった夢の押し付けなのであればなおさらです。ママスタコミュニティに投稿してくれたママさんは不安やイライラを募らせていますが、他のママたちはママさんの熱意は理解しつつも、こんな疑問を持っています。

それほどその高校に行かせたい理由は何?


『何のためにそこの高校に行かせたいの?』


ママさんが娘さんにその高校に行かせたい熱意はわかるのですが、なぜそこまでその高校にこだわるのでしょう。

『私が親から「そこ以外は意味がない」と言われて育ったのもあります』


ママさん自身、中学のときに親から「○○高校にいきなさい」「それ以外は認めない」などプレシャーを受けたいたそうです。でも残念ながら不合格となってしまい、自分も悲しかったし、ママさんの親もとても悔しがったのではないでしょうか。そういう親の姿を見ているために、娘さんにはリベンジをしてほしいと思っているのかもしれません。もちろんその高校が優秀な進学校で、学力が高い大学への進学者が多いなど、学力の面でのメリットもあるのでしょうが……。

娘さんとママさんは別に考えるべき!

『子どもはママさんの身代わりじゃないんだよ。行きたい高校に行けなかったのはママさん。自分のことは自分では折り合いをつけなよ』


『娘を自分に置き換えてはだめ。そこに行かせたとして何になるんだよ。自己満足にも程がある』


自分が合格できなかった高校に娘さんが入学をすれば、そこに我が身を重ね、まるで自分が合格できたように思えるのでしょう。ママさんはその高校に合格できなかったことを引きずっているようですし、そのわだかまりを解消するためにも、娘を合格させるしかない! と感じているのでしょうね。でもそれはママさんの願いであって、娘さんの気持ちとは異なっているかもしれません。娘さんと自分を重ね過ぎてしまうのも考えものではないでしょうか。

その高校でいいのか、もう一度考えてみた方がいい。その理由は?


昔と今では大きな違いがあるかもしれない

『親はいつまでも自分の中学・高校時代の思い出や価値観を引きずりがちだけれど、同じ高校でも今と昔では価値が違う場合もあるしね。自分の感覚だけで志望校を決めつけず、娘さんの意見も尊重してもう一度考え直してもいいかもしれない』


ママさんがその高校を目指していたときから、かなりの時間が経過しています。その間、学校の風習や周りからの評価、もしかしたら偏差値も変わっているかもしれません。昔以上に評判がよく学力も上がっているならいいのですが、その逆だったら……。娘さんに合う違う学校もあるのではないでしょうか。
子どもの本心は違うかもしれない

『私は娘側の立場ですが、中学受験のときに親が自分の母校に私を行かせたがっていたので、勉強を頑張りました。でも本当はやりたいこともあったし、制服や部活を見ても違うところに行きたかった。娘さん、中3なら自分でやりたいこともあるんじゃないですか?』


ママさんは、娘さんにも諦めたくない気持ちがあると思いたいようですが、娘さんの本心は違う場合もあります。今の段階では、成績も合格ラインギリギリですし、不安でいっぱいでしょう。ママさんを喜ばせたい一心で頑張り続けているのかもしれません。本心では合格に自信を持てる高校を志望校に変えたいと考えたり「あの学校の制服がいいな」と別の高校への憧れがあったりして……。そう考えることはできませんか?
実は他の高校の方が娘さんに合っているかもしれない
娘さんの学力だけではなく性格や好みなどを考えると、その高校よりも娘さんに合っている学校があるかもしれません。

『実際に行ってみないと楽しいかどうかなんてわからないでしょ』


たしかに実際に通い始めてみないと本当の魅力はわかりません。ただママ友ネットワークを使うなどして、得られる情報もあります。筆者の子どもも昨年高校受験だったのですが、知り合いからもいろいろな話を聞きました。実際に子を通わせている親からの情報にはリアルさがあります。いいところばかりではなく「ここはちょっと考えものかな」という点も教えてくれる相手だと、その情報はより有益です。ママさんも「もしかしたら、違う高校の方が娘に合っているのかも」という視点で他の高校を見てみると、新しい発見があるかもしれません。

高校選び。学力も大切だけれど、充実度も忘れないで

一般的には学力を基準に進学先を選ぶものだろうと思います。偏差値が高い高校はその後、「一流」と呼ばれる大学に進む生徒の数も多く、親にとっては魅力的、我が子にも同じように歩みを進めてほしいと期待が高まるものです。しかし高校に入ってからのことも考えることも大切ではないでしょうか。娘さんの今の学力から想像すると、もし希望している高校に入学できたとしても、その後に苦労するのではという心配がよぎってしまうのです。同級生と自分を比べてしまい「私は全然勉強ができない」と落ち込み、挫折を味わうようなこともあり得るでしょう。

反対に今の実力に合った高校を選べば、その学校ではトップを狙える可能性が高まります。勉強のことにだけ悩まされるようなことは回避でき、いっそう楽しく学校生活を送ることができるかも? 大学受験時に指定校推薦枠を狙えるかもしれませんよね。

もちろん学力が高い高校にはそれなりの魅力がありますし、トップクラスの子に引っ張られる形で学力が伸びる子もいます。一方で不登校になったり、学校を辞める子も……。筆者自身、高校生の子ども2人とも、高校受検のときには不安でしたし、イライラさせられもしました。考え方を少し変えてみると、高校の選択肢が広がり、気持ちも楽になりましたよ。

文・川崎さちえ 編集・blackcat

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