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【インタビュー】南琴奈、主演映画『夜勤事件』で 初のホラー作品へ挑戦【Pop'n'Rollグラビア】

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南琴奈 (C)booro

映画『夜勤事件』に主演した注目若手女優・南琴奈。今作で深夜のコンビニバイトをする女子大生を演じた彼女が、初挑戦となったホラー作品の撮影秘話や“ホラーの間”の難しさ、自身の意外な素顔について語った。

・南琴奈の写真 11枚

Photo/booro
Hair&Make/kanako(TRON)
Stylist/hao
Text/佐久間裕子

<衣装協力>
ドレス¥121,000、 ビスチェ¥49,500/VIVIANO(✉︎info@vivianostudio.com) 
リング¥22,000/POOLDE(WEB:https://poolde.jp/) シューズ/スタイリスト私物

――主演することが決まったときの心境はどんな感じでしたか?

南:すごくびっくりしました。ホラー作品に出演するのは初めての挑戦だったので、うれしい気持ちももちろんありましたが、不安やできるかなってプレッシャーの方が大きかったというのが正直な気持ちです。

――今作で演じた田鶴結貴乃というキャラクターについて、どんな女の子だと思いましたか?

南:前半は原作のゲームそのままの世界観があって、後半は映画オリジナルのストーリーなので、田鶴結貴乃という女性のキャラクターが見えてくるシーンが多いんですね。結貴乃はお母さんに仕送りするためにバイトをしていて、目的のために着実に物事を進められる強い子だなって思いました。

――役柄や演技について、監督とはどんなお話をしましたか?

南:監督とは結貴乃が竹財輝之助さん演じる刑事から取り調べを受けるシーンがすごく重要だとお話しました。そのシーンの撮影がクランクインの日で、気持ちを作るのが難しかったんですが、監督と話し合って想像しながら作っていきました。

――ホラーはお好きですか?

南:(無言で首を振りながら)すごくビビリなので、あまり観たことがなくて(笑)。

――タイトル通り夜のシーンが多いけど、撮影中は大丈夫でした?

南:ほとんど夜でしたね。深夜のコンビニとホテルを行き来して、ひとりで撮影することが多かったので寂しくなっちゃいました。撮影期間中、リアルにちょっと怖かったところもあります。

――夜にひとりの撮影は寂しそう。特にここ怖かったという場面は?

南:家にいるときにピンポンと鳴るシーン。そこも夜中に撮影したんです。一連の流れで撮影した長回しのカットで、本当に自分ひとりしかいないような気持ちになっちゃって。お芝居というより本当にビクビクしているところも使われていると思います。

――ホラー作品は初めてということですが、ホラーの難しさはどんなところに感じましたか?

南:監督から教えてもらったホラーの間の取り方があるんですけど、それが難しかったです。なんかこう……今までやったことがない間の取り方で。驚いたときは、すぐ振り返るのではなく、驚いたことの余韻を残すというか、間を開けてゆっくり振り返るんです。それが“ホラーの間”というらしく、実際に演じている身からすると、あまりナチュラルに見えない気がして。でも実際に映画館で観るとこの間が、観ている方々の恐怖を煽って、後ろに誰かいるんじゃないかみたいな想像をかき立てるらしいんです。きっとホラー映画のおもしろさってここに詰まっているんじゃないかと思いました。

――ホラー映画に悲鳴はつきものですが、日常で大声ってあまり出さないから、それも難しそうだなと。

南:日常で大きな声を出すことはないし、わりと私は声が小さくて、あまり通る方じゃないんです。なので叫び声の練習はあまりせず、現場で自分がびっくりしたら、どんな声が出せるんだろう思っていたら、案外大きな声が出たのでびっくりしました(笑)。実際にびっくりすると体が固まるんだなって思いました。

――完成した作品を観て、見どころはどこだと思いました?

南:前半はゲームから飛び出してきたかのような濃いキャラクターがいろいろ登場して、映画を観ている方はゲームのプレイヤー目線で楽しめると思います。POVの映像もあって、そこは実際に私がおでこにカメラを付けて撮影したものが使われていて、没入感があって面白いんじゃないかなって。後半は映画オリジナルストーリーなので、ゲームが続いていたらこうなっているのかなって想像して楽しんでもらえるんじゃないかと思います。

――確かにビクッとさせられる濃いキャラがいろいろ登場しますね。現場で観て一番怖かったのはどのキャラですか?

南:予告にも出ている髪の長い女性が……(笑)。特殊メイクのままで現場にいらっしゃって、休憩時間にすれ違うとめちゃくちゃ怖かったです。

――今回ホラーに初挑戦しましたが、今後どんな作品に出てみたいですか?

南:さまざまなジャンルの作品に出たいです。私はアルバイトをしたことがなかったので、今回はコンビニの店員を演じられて楽しかったです。撮影中の夜のコンビニはちょっと不気味でしたが(笑)、作中のさまざまなお仕事を通して経験が増えていくのが楽しみなので、自分はこうだと決めずに幅広く演じられたらなって思います。

――お仕事で体験してみたい職業はありますか?

南:CAさんに憧れますし、楽器を演奏する役も楽しそうだなって思います。最近、ピアノを練習しているのでいつか演じてみたいですね。

――ところで撮影で深夜のコンビニのバイトを経験して、南さんご自身はできそうだと思いました?

南:私は無理かなって(笑)。以前、深夜のコンビニをワンオペで回している方を観たときに、これは大変だろうなと思ったんです。この作品を経験してより思うようになりました。

――もし自分がバイトするならどんなことをしてみたいですか?

南:おばあちゃんがやっているお団子屋さんがいいです(笑)。朝が弱いので、朝早くなくてゆったり働けるところがいいです。

――では南さんご自身が一番怖い物って何ですか?

南:風邪。年末年始に本当に風邪でボロボロになったんです。体調を崩して「こんなにつらいんだ!」って思ったし、健康であることって本当に素晴らしいなって思ったんですね。

――もう二度と風邪を引きたくないくらいにつらかったと(笑)。

南:はい、二度と引きたくないです(笑)。人とも会えないし、もう一生このまま声が出ないんじゃないかとか、さまざまなことを考えてしまって。体が病むと心も病んじゃう気がしました。だから回復して、どんどん体調が良くなっていくのは楽しかったです。

――アイドルがたくさん登場するサイトなんですが、南さんにとってのアイドルとは?

南:実家で2匹の犬を飼っていて、その2匹が私のアイドルです。

――どんなワンちゃんなんですか?

南:チワワとキャバリアです。性格が正反対なんですよ。キャバリアの子はすごく人懐こくて、誰に対しても「撫でてほしい!」って近づいていくタイプなんですけど、チワワは本当に家族にしか懐かなくて(笑)。

――懐くのは家族限定と(笑)。お散歩が大変そうですね。

南:ちょっと他人に厳しすぎる(笑)。そう、散歩するのが大変なんですよ。こっちは人の方に行きたがるし、こっちは避けたがるみたいな。大変なのでなかなか一緒に散歩ができないんですけど、その子たちと一緒にいるときが一番幸せです。

南琴奈
2006年6月20日生まれ、埼玉県出身。
映画『終点のあの子』(26年)、『ミーツ・ザ・ワールド』(25年)に出演。待機作に『90メートル』(3月27日公開)を控えている。

映画『夜勤事件』

2月20日(金)より全国ロードショー

出演:南琴奈 竹財輝之助 関哲汰 田中俊介 五頭岳夫 櫻井淳子 加藤夏希ほか
原作:「夜勤事件」Chilla's Art
監督:永江二朗 配給:キャンター
©2025「夜勤事件」製作委員会

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