筋金入りの節約家の「子どもにかかるお金のやりくり術」3つ。ケチな親にならない使い方とは?
食品の値上げや電気代の高騰で「家計のやりくりが大変!」という人、必見。「暮らしをすっきり整えれば、お金は貯まっていく」を実践している人気インスタグラマーのえまさんに、「子どもにまつわるお金」の考え方について教えてもらいました。
習い事は月の予算を意識して。家計のキャパを超えないことが絶対条件
「子どもが生まれると、以前は考えもしなかったものにお金がかかるようになります。おもちゃ、子ども服、絵本。小学生の息子には、習い事の費用もかさんでいますよね。
子どもの希望を尊重したい思いはあるけれど、家計予算は限られているのでキャパオーバーにならないよう意識しています。
今の習い事予算は、月3万円台まで。『こんなにかかってしまった』ではなく、この予算内で何ができるかを常に意識しています」
「今習っているのはスイミング、硬筆、英語、体操。スイミングは背泳ぎができるようになるという目標を立てています。
だらだら通い続けたり、やみくもに増やしていくのではなくて、目標をクリアした時点で子どもと相談し、やめるのもアリにしています」
おもちゃは中古も検討。新しく買うのは今あるものを手放してから
「子どもは熱しやすく冷めやすいもの。ずっと使い続けることはあまりないので、おもちゃを買うときは新品にこだわりません。
小学生の息子が好きなゲームは、なるべく中古でソフトを買うようにしています。他のソフトがほしくなったら、今あるソフトをひとつ手放してから検討するというルールです。
ガチャガチャやカードゲームは当たり前にせず、特別なごほうびに。チリツモで散財しないように注意しています」
子どもアイテムの収納は中身が入れ替わることを前提に選ぶ
「子どもアイテムの収納用品にもお金をあまりかけません。おもちゃや洋服がどんどん入れ替わっていくのと同じように、収納用品も長く使うアイテムではないと考えています。
100円ショップなどの安価なアイテムか、他の用途や場所で使い回せることを前提に選んでいます」
取材・文/佐藤望美