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雲の魅力を日本画で 2月8日〜 山本瑛幾(えいき)展

タウンニュース

『富士望遠』

湘南平塚画廊(平塚市明石町)で2月8日(土)〜12日(水)、「雲の画家山本瑛幾回顧展」が開催される。主催は山本氏の娘・和恵さん=人物風土記。

日本画家だった山本氏は東京府(現在の東京都)で生まれ、東京美術学校(現東京芸術大学)日本画科を卒業。戦後は大磯町国府本郷に居を構え、1992年に亡くなった。

同氏は輪郭線を用いずひと筆で対象を描き、陰影や立体感を表わす「付(つけ)立(たて)風景画」を制作していた。見る人の心を惹きつける雲を描いてきたことから、「雲の画家」と呼ばれていた。町内の公共施設や民間施設では、寄贈された作品を多く見ることができる。

同展には、花水川や相模川などの地元の風景をはじめ、信州の山々など日本の自然を描いた作品が20点以上展示される。午前11時〜午後6時。問い合わせは同画廊管理人の吉田さん【携帯電話】080・1168・4852。

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