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【横浜市鶴見区】ヨコハマ市民まち普請事業 鶴見から2件が採択 鶴見駅西口と生麦で

タウンニュース

鶴見西口活性化委員会(上)と生麦事件参考館リユースプロジェクトのメンバー

横浜市が市民主体のまちづくりを支援する「ヨコハマ市民まち普請事業」の2次コンテストが1月25日、横浜市役所で開かれた。提案された6案のうち4案が整備助成対象として選定され、そのうち2案が鶴見区からの提案という快挙となった。同事業は、最大500万円の助成金を交付し、市民のアイデアを形にするものだ。

今回、鶴見区から選ばれたのは、豊岡エリアの「鶴見西口活性化委員会」と、生麦地区の「生麦事件参考館リユースプロジェクト」。喜びの声と今後の展望を聞いた。

掲示板活用し情報発信

鶴見駅西口の豊岡地区で選定されたのは、「まちしるべ〜掲示板の活用でつながるまちづくり〜」だ。このプロジェクトは、坂が多く広範囲な同地区に点在する自治会掲示板を活用し、地域情報を発信する「情報ボード」を25カ所に設置。さらに駅前への大型案内板や自治会館へのデジタルサイネージ設置を通じて、アナログとデジタルを融合させた情報発信を行う。また、名前のない通りに愛称をつけることで、住民がまちに親しみを持つ仕掛けも盛り込まれている。

採択決定後、同委員会の木佐美信行会長は「ほっとしたというのが正直なところ。準備が本当に大変で、みんな本当に頑張ってくれた」と安堵の表情を浮かべた。今後の計画について木佐美会長は、「4月から着工して、年末までの設置を目指す」とし、「ボードを設置するだけでなく、例えば25カ所の掲示板を回るスタンプラリーを行うなど、まちの回遊を楽しめるイベントも企画していきたい」と意欲を語った。掲示板という既存の地域資源を「まちしるべ」へと進化させ、希薄になりがちな地域の一体感醸成に挑む。

地域の力で参考館を再建

もう一つ選出されたのは、生麦地区の「歴史でつなぐ多文化共生・多世代交流のまちづくり」だ。かつて私設資料館として親しまれながら2020年に閉館した「生麦事件参考館」を、地域住民の手で再生させるプロジェクト。建物の改修を行い、歴史を学ぶ「参考館」、地域住民が発表や交流を行う「地域文化サロン」、そして庭を改修した「ふれあいテラス」の場を整備する計画だ。

審査では、プレオープンでの実績や、多世代のネットワークが構築されている点が評価された。

石川建治代表は、「皆さんの力を合わせて目標を達成できて嬉しいが、ここからが本当のスタート」と語る。プロジェクトのメンバーは「建物は雨漏りがあったり壁も傷んでいるため、助成金はまず来館者が安全・快適に過ごせるための修繕に充てたい」と、喜びの中にも気を引き締めた。特に印象的なのは、地域の連携。住民だけでなく地元の高校生らも参加し、ガイドや翻訳、PR活動などで活躍しているという。今後は、「4月から工事に着工し、10月に仮オープン、そして来年4月のグランドオープンを目指したい」と語った。

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