【困惑】かつやの新商品「うなぎの蒲焼きとロースカツの合い盛り丼」を期待して頼んだら…思ってたのとだいぶ違うのが来た
長年にわたり、常人には理解不能なメニューをいくつも発表してきた俺たちの「かつや」。さすがにもう出尽くしただろ……と思いきや、またしても新たなカードを切って来たぞ。
その名も『うなぎの蒲焼きとロースカツの合い盛り丼』! 何だそのジャイアンとブタゴリラの共演みたいな組み合わせは!! さすが俺たちの「かつや」、早くも暑さで脳がやられてしまったらしい。
【画像】「かつや」の席に着いてまず驚いたこと。メニュー立てに注目!
・「かつや」新商品
本日2025年7月11日より期間限定で販売が始まった『うなぎの蒲焼きとロースカツの合い盛り丼』(税込1056円)。
「かつや」にうなぎを使ったメニューが登場するのも驚きだが、その相方にロースカツというヘビー級選手を選出するあたり、実に「かつや」だ。引き算なんてするかよ……俺たちは一生足し算だけするんだ! という強くアホな意志を感じる。
プラス352円でうなぎを倍盛りにできるというので当然お願いした。気になる「かつや」式うなカツ丼が……
これだ。
カットされたロースカツと……
横に添えられた三つ葉……
その中央には、4切れのうなぎが盛り付けられている。倍盛りでこの量は少々寂しいような気もするが……。
しかし、それ以上に私を困惑させたのが、うなぎ本体のビジュであった。
・どうした「かつや」
こ、これは、何かの間違いではないのか……? もしかして調理ミス? そうだ、こんなバカげたことがあっていいはずがない。私は何度も何度もうなぎを確認した。しかし、状況は変わらなかった。端的に言おう。
うなぎが揚がってねぇ……!
・前代未聞
そこにあったのは、極めて一般的なうなぎの蒲焼きであった。「かつや」よ、お前は我々 “かつや者” をナメているのか? そこは油でカラッと揚げろよ! どんな食材だろうと、お構いなしに揚げるのが「かつや」じゃなかったのか!!
ある時はウインナーを揚げ……
またある時はハンバーグを揚げる。
さば味噌を揚げたこともあった。
そう、何であれ揚げられそうなものは、とりあえず片っ端から揚げてしまうのが俺たちの知っている「かつや」なのだ。
私は期待していた。せっかくのうなぎの蒲焼きを、容赦なくカラッと揚げてしまう「かつや」の向こう見ずな荒ぶりを……! うなぎの蒲焼きカツという、人類の新しすぎる一歩を……!!
ここで参考までに味の感想を記載しておくと、めちゃめちゃ普通のうなぎの蒲焼きであった。
身は柔らかいしブヨブヨもしていない。うなぎ専門店ではないチェーン店による、可も不可もない仕上がり。しかし、うなぎを食べたという満足感は得られる。そんな代物だ。
甘じょっぱい蒲焼きタレはうなぎだけでなく、ロースカツにも染み渡っており、それがどこかタレカツ丼っぽい味わいを生んでいる。ご飯の上に敷かれた海苔もポイントが高い……が。
・物足りなさも
個人的には、中途半端にうなぎを使うくらいなら、ロースカツに蒲焼きタレをかけただけの“疑似うな丼”として発売してくれた方が、より「かつや」らしかったんじゃないかという気が少ししてしまった。
ぜひ「かつや」には今後も貪欲に、何でもかんでも揚げまくってほしいものである。
参考リンク:かつや
執筆:エクストリームかつや者・あひるねこ
Photo:RocketNews24.
★「かつや」関連の記事はこちら → シリーズ「かつや者」