アメリカは自由にものが言えない国になっている
第2次トランプ政権になってから1年が経とうとしているが、アメリカ市民はトランプ大統領をどう感じているのか?12月2日「長野智子アップデート(文化放送)」では、日刊ゲンダイ第一編集局長の小塚かおるアメリカの現状について語った。
長野「小塚さんはアメリカから帰ってきたばかりですが、どちらにいらっしゃったんですか?」
小塚「アメリカの東海岸のボストンに1週間行ってました。ちょうど私が行っていた時が感謝祭の週だったんで、日本でいえばお正月とかお盆みたいな感じで家族が集まって食事をしたり、テレビでアメフトを見たり、のんびりする週だったので、そういう意味では表明的には明るい感じでした。ボストンは民主党支持者が多いところなのでトランプ支持者とは違うかもしれないけれど、今の状況を色んな人に深く聞いていくと一言でいうと表面的には変わらないけど、奥深いところでは恐怖感の中で生きているという感じがしました」
長野「それニューヨークに住んでいる友人も同じことを言ってました」
小塚「私もびっくりしたんですけど、今は政治については誰も話さないんですって。『まさかこの国でそんな日が来るとは』というふうに言っていました。実は私は高校時代にアメリカに留学していたことがあって、アメリカっていうのは自由の国だなっていう印象でフリーダムっていう言葉がアメリカの代名詞みたいな感じだったのに自由にものが言えない国になっている現状を見て想像以上に驚きました」