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【横浜市神奈川区】神奈川地区センター ぬいぐるみが選書 子どもの読書推進で

タウンニュース

子どものために本を選ぶぬいぐるみ

 子どもたちに読書に興味を持ってもらうための取り組みの一つ「ぬいぐるみお泊まり会」が区内でも広がりを見せている。神大寺地区センターなどで実施され、3月7日には神奈川地区センターで初めて開催。当日は5組の親子が参加した。

アメリカ発祥の活動

 同企画は2006年頃にアメリカの公共図書館で始まったといわれている、子どもに対する読書推進の取り組みの一つ。

 子どもたちがそれぞれ大事にしているぬいぐるみを図書施設へ「お泊まり」させ、ぬいぐるみが子どものために本を選ぶ様子や施設で過ごしている様子を撮影。その写真を子どもたちに見せることにより、本や施設に興味を持ってもらうことを目的としたイベントだ。

 実際に参加したあと、ぬいぐるみに読み聞かせを行う子どもが増え、能動的な読書活動が増加する傾向があることが、岡山大大学院の研究グループによる検証で示されている。

 7日は年少から小学2年生の子ども6人と5人の保護者が訪れた。子どもたちは1人1体ずつお気に入りのぬいぐるみを持って来場。職員による『ペンギンたいそう』や『100かいだてのいえ』などの読み聞かせを楽しんだあと、ぬいぐるみを同施設に預けた。

ひと晩お泊まり

 子どもたちが帰ったあと、施設の職員はぬいぐるみが本を選んでいる様子や、施設内を冒険する様子、プレイルームで遊ぶ様子、布団に寝ている様子などを撮影した。

 次の日、子どもたちは再び同施設を訪れ、自分のぬいぐるみと、ぬいぐるみによって選ばれた2冊の本を受け取った。1冊は子どもの年齢などに合わせて選ばれ、もう1冊は「すべての子どもたちが読書を楽しめるように」と、大活字本や点字本などを集めた「りんごの棚」から選ばれた。

 参加した保護者の一人は「自分のぬいぐるみがどんな本を選んでくれるか、ずっとわくわくしていた」と家での様子を話した。子どもはうれしそうに本とぬいぐるみを受け取っていた。

 同施設では4月から、りんごの棚からの貸し出しを始める予定。同施設の西山里実館長は子どもから大人まで、誰もが読書を楽しめる場所として地域に開かれた図書コーナー作りを進めていく意欲を見せ、「今回のイベントをきっかけに、子どもたちだけでなく、保護者の方にも多様な本の存在を知っていただけたら」と話した。

本とぬいぐるみを受け取る児童

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