本牧南小 食の大切さマヨネーズで キユーピー社員が授業
本牧南小学校=中区本牧元町=で7月11日、キユーピー(株)=本社・東京都=の社員による「マヨネーズ教室」が行われた。参加したのは個別支援学級の1年生から6年生までの29人。
児童は同社社員による栄養バランスの良い食事やマヨネーズの作り方の講義後、グループに分かれてマヨネーズ作りに挑戦。酢と卵黄を入れたボウルの中に油をゆっくりと注ぎながら混ぜることで乳化していく過程を体験していた。
完成したマヨネーズは児童が校内の畑で育てたキュウリにつけて食べた。「いつも食べているものより卵の味がする」「自分で作るとより美味しく感じる。家でも作りたい」など、工場で作られた商品との違いや簡単にマヨネーズが作れることに驚いていた。
同社のマヨネーズ教室は、野菜嫌いな子どもにも美味しく食べてもらいたいとの思いから、小学校などを対象に2002年から実施している。食育の一環として、野菜だけ食べるのではなく、タンパク質や脂質などの栄養素と一緒に摂取する大切さを教えている。広報の二宮真理綾さんは「身近なもので出来るマヨネーズ作りから食の大切さや楽しさを伝えていきたい」と話した。