いちご農家の本気かき氷!「もったいない」から生まれた、神戸市北区『コバタノウエン』の削りいちご 神戸市
神戸市北区で60年続く『コバタノウエン』で提供されている夏季限定の「削りいちご」を取材。いちご農家ならではの一品を実際に味わってきました♪
神戸電鉄「田尾寺」駅、「岡場」駅から徒歩約20分。車の場合は中国自動車道「西宮北IC」から約3分、阪神高速7号北神戸線「五社」出口から約5分です。
お店の向かいにある、こちらの看板が目印の駐車場に車を停めることができます。
お目当ての「削りいちご」がこちら!
昨年はお盆明けには完売してしまったそうですが、今年は昨年以上にいちごを用意できたため、もう少し長く販売できそうとのこと。ただし、今年分のストックがなくなり次第終了となりますので、気になる方はお早めに。
なお、予約や取り置き、「まだありますか?」などの問い合わせはご遠慮ください。
店主の気まぐれで、「削り白いちご」900円(税別)が用意されている日もあるそう。こちらは出会えたらラッキーな一品です。
「削りいちご」は、いちごの収穫時期に採れたものの中から、規格外のものやパック販売できないものを凍らせ、細かく削って作られています。
近年人気のフワフワなかき氷と、昔ながらのジャリっとした氷の中間のような食感が特徴。
自家製ソースをこれでもか!というほどたっぷりかけてくれるので、いちご本来のほどよい酸味と甘みを存分に味わえます。子どもから大人まで楽しめる、いちご農家ならではのかき氷です。
実はこの「削りいちご」、約10年前に奥さまのアヅキさんの「もったいない」という思いから誕生した一品。
農園で規格外となり、破棄されていくいちごを見て、「こんなに美味しいのに、B品だからって捨ててしまうのはもったいない!」と感じたことがきっかけでした。
パック販売できないいちごも、たくさんの人においしく食べてもらいたい――。そんな思いから、知人に教えてもらった「削りいちご」を数回試しに販売したところ好評となり、毎年恒例の一品になったそうです。
「削りいちご」に添えられているドライスライスいちごも、「もったいない」という思いから生まれたもの。農家では当たり前だったことも、外から嫁いできたアヅキさんだからこそ気づけた視点が、さまざまな形で商品に活かされています。
そして、「削りいちご」を注文したら、器にもぜひ注目してみてください。
こちらはなんと陶器製。陶器やタイルなど、人の手仕事のぬくもりを感じる小物やインテリアが好きなアヅキさんのアイデアから生まれた、オリジナルの器です。
冷たいかき氷の温度が器にも伝わるため、器を手にするとひんやり。エアコンのない店内でも、思わぬところで涼を感じることができます。
店内には、アヅキさんが集めた猫アイテムやお手製の雑貨、DIYで作ったタイルインテリアなども数多く並んでいます。訪れた際には、かわいい小物探しも楽しみの一つになりそうですね。
月に一度、タイルインテリアや陶芸などの講師を招いたワークショップも開催しているのだとか。参加してみたい方は、公式Instagramをチェックしてみてください。
また、運が良ければ、農園で暮らす元保護猫の「のびるくん」や「こごみちゃん」、看板犬の「ブンブン」に出会えることも。この日は店内にブンブンの姿がありました。愛犬と一緒に過ごせる席も用意されています。
冬から春のいちご収穫時期には、パックいちごの販売やいちご狩り、夏には旬の時期に採れたいちごを使用した「削りいちご」、秋には焼きいもやたい焼きの販売など、季節ごとに農家ならではの楽しみを届けている『コバタノウエン』。
60年続く小規模農家だからこそ、土づくりからこだわって育てた農作物を、農家ならではのおいしい方法で味わえるのも魅力です。
夏の「削りいちご」を目当てに訪れたら、次はまた違う季節にも足を運んでみたくなりました。
場所
コバタノウエン
(神戸市北区有野町有野2849-4)
営業時間
公式Instagramをご確認ください
定休日
不定休
駐車場
あり