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投資を始めるならiDeCoよりつみたてNISAを優先すべき人の3つのパターンとは!?【ほったらかしで3000万円貯める!お金と投資の超入門】

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投資を始めるならiDeCoよりつみたてNISAを優先すべき人の3つのパターンとは!?【ほったらかしで3000万円貯める!お金と投資の超入門】

iDeCoと、つみたてNISA、結局どっちがいいの?

iDeCoと、つみたてNISAは、いずれも有利に積み立て投資ができるので、理想は二つの制度をともに上限額いっぱいまで活用することです。しかし、そうなると毎月の収入からiDeCoに2万3000円(企業年金を持たない会社員の場合)、つみたてNISAには3万3300円と、合計5万6000円以上を積み立てていくことになります。最初から、それはちょっと厳しいですよね。そこで、順番に始めてみましょう。

●まずはiDeCo優先、都合がよくないなら、つみたてNISAを優先
「上限額まではムリ!」というとき、基本的には非課税メリットだけでなく所得控除も受けられるiDeCoのほうが有利なので、まずはiDeCoの枠を優先して使います。そのうえで、可能な限りつみたてNISAを上積みします。しかし、iDeCoでは都合がよくない場合やiDeCoのメリットがあまり受けられない場合には、つみたてNISAを優先することも検討します。具体的には、次のような場合です。

①現役時代に使うお金を優先して形成したい
iDeCoは原則60歳にならないと換金できないので、老後を待たずに使う必要があるお金、たとえば、子どもの大学進学費用やマイホームの頭金などが目的の場合は、つみたてNISAを優先します。積み立て投資の成功率を高めるには長期で、少なくとも10年以上は使わなくてもよいお金を充てていく必要がありますが、この条件を満たせば、目的は老後資金である必要はありません。

②iDeCoの所得控除のメリットをあまり受けられない
たとえば住宅ローンを組んでいて、すでに住宅ローン控除を受けている人の場合、実質的に所得税や住民税をほとんど払っていないケースがあります。所得税と住民税をまったく払っていない場合は、払っていない税金は軽減してもらえないので、iDeCoの所得控除のメリットは受けられません。所得税はゼロでも住民税が課税されている場合は、住民税を減らす効果はあります。

ただ、住宅ローン控除を受けていないときに比べると節税効果は小さくなってしまいます。また、iDeCoは口座を持っているだけで手数料がかかる点も、デメリットです。そこで、所得控除がほとんど受けられない期間はつみたてNISAを優先し、住宅ローン控除を受けられる期間が終わったらiDeCo口座を開設して積み立て先を変更するか、追加で積み立てる手もあります。

③積み立てに回せる額が少ない場合
積み立てできる下限額は、iDeCoが5000円であるのに対し、つみたてNISAは100円です(大手ネット証券の場合)。投資が不安だという人は、最初からムリに積み立てる額を大きくする必要はなく、数千円や数百円でもかまいません。5000円以下で始めたい場合は、つみたてNISAを活用しましょう。

【出典】『ほったらかしで3000万円貯める! お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ) 日本文芸社刊

監修者プロフィール
明治大学在学中より、雑誌の編集に携わり、卒業後にフリーランスの雑誌記者として独立。1988 年より女性誌、マネー誌にて、お金の記事を執筆。1999年にファイナンシャルプランナー資格取得。2010年にファイナンシャルプランナー坂本綾子事務所を設立し、執筆に加えて、家計相談やセミナー講師も行なう。2012 年よりフォスター・フォーラム(良質な金融商品を育てる会)の活動に参加、消費者教育を担当。近著に『年収200 万円の私でも心おだやかに毎日暮らせるお金の貯め方を教えてください!』(SB クリエイティブ)、『まだ間に合う! 50 歳からのお金の基本』(エムディエヌコーポレーション)、『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』(朝日新聞出版)などがある。

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